「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第43号 「人命より政権維持 足を引っ張る日本政府」

人命より政権維持 足を引っ張る日本政府

人命より政権維持 足を引っ張る日本政府

 

 

人命より政権維持 足を引っ張る日本政府

間接的殺人足り得る財務省と安倍政権

各国の支給額

各国の支給額

 未曽有の危機にある現在でさえも、自粛要請はするが金を出そうとしない。計画では少額の限定された給付、貸付、ナントカ券という対応。安倍首相の言葉は雄弁だが、実際には「要請」しかなされていない。右の各国の支給額が示す通り、日本だけが桁違いの少なさだ。国民を救うよりも、安倍首相は政権維持、財務省プライマリーバランス黒字化目標を達成する方を選択しているのだ。
 財務省は国民が死のうと、あるゆる詭弁を使いプライマリーバランス黒字化目標を達成させようと試みてきた。本来、政権は財務省をコントロールし国民の経済を支え、引いては国家を支えることにつながるよう腐心すべきところが、財務省の言いなりである。
 要請は民間経済の流れを半ば強制的に止めることになるが、その代償を政府は補償しないのだ。企業は補償されないとあれば、働くしかなくコロナ感染率は高まってしまう。国民は政府とコロナによって四面楚歌の状態だ。

 

財務省は人を人と見なしていない

 財務省は目下、プライマリーバランス(PB)黒字化目標を設定し、歴代政権はそれに従う形で続いてきたが、これが貧困と格差を生み多くを毀損してきた。民主党政権時に施工された「復興税」も、安倍政権下で2度も行われた「消費増税」も、PB黒字化目標のためになされている。社会保障費の多くが政府負債の返済に充てられていたことから明らかだ。
 財務省は何がなんでも国民から税を徴収し、政府負債を減らそうとしているため、減税することがあってもそれは条件付きということになる。例えば、コロナが終息するまでは消費税をゼロにするが、その後は今までの分を挽回するために、他の税で徴収することを試みてくるだろう。消費税率を15%から20%にするくらいの条件を出してくるといった具合だ。
 消費税5%時は1万人もの自殺者を出している。

 人を人と見なしていれば、こんな馬鹿げたことは有りえない。そもそも、日本は財政に問題はない。財務省のPB黒字化目標のために、なぜ国民が死ななければならないのか。この財務省をコントロールしない安倍政権に然り。

 PB黒字化目標は閣議決定ですぐに破棄出来る代物であるにもかかわらず、安倍政権はやらないのだ。

 

情けなき者は政治家に相応しくない

 安倍首相にまつわるこのようなエピソードがある。
 安倍晋太郎「お前は人に対する思い入れ、情がない。政治家になりたいなら情の大切さを知り、身につけることが必要だ」
 後藤田正晴安倍晋三だけは首相にしてはいけない。人としての情がない、恥を知らない」
 故安倍晋太郎氏は安倍首相の父上である。安倍首相自身も父からそのように怒られたと語っており認めている。

 首相が人を人として見なしていない理由は父上によってもたらされていたのだ・・・