「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第52号 「コロナ世界大恐慌突入」

財政破綻論が国を滅ぼす 政治家の無知が明るみに

財政破綻論が国を滅ぼす 政治家の無知が明るみに

財政破綻論が国を滅ぼす
政治家の無知が明るみに

 情報7DAYSに出演した、元大阪府知事橋下徹氏は「死亡者数を出して経済を回すのか、死亡者数は出さないが財政破綻のリスクがありますよ、国民のみなさんどっちをとりますか?と示すのが気迫の政治」とこのように話した。
 これを受けて自民党衆議院あんどう裕議員はツイッターで「地上波で「財政破綻がー!」と言うのは一切やめてもらいたい。日本の財政破綻はあり得ない。国民の命を守ることと財政破綻を天秤にかける必要もない。「日本政府は、持てる力をきちんと使えばすべての国民を経済的被害から救うことができる!!それをやるべきだ!!」という批判をしなくてはならない。」とし、橋下氏に苦言を呈した。
 財政破綻論は数十年も続いているが、財政破綻は一度も起きたことがない。これには理由がある。日本の場合、自国通貨建てで国債を発行しており、債務不履行に陥ることはない。債務不履行は返すお金がないことで起こるが、日本のように通貨(お金)を発行している主体がお金を返せなくなること自体が有り得ないのだ。
 家計や企業の場合は収入で借金を返し、返すお金がなければ倒産したり破産する。財政破綻論者は企業や家計の借金と政府の借金を同列に捉えているため、財政破綻論の域を出られずデマを流すことになるのだろう。このデマを学者も垂れ流しており、この学者の言説を信じてしまう一般人も同様にデマを流している。

 

驚愕「国民の借金」蓮舫議員

 立憲民主党蓮舫議員は4月18日「麻生大臣、このお金は貴方のものではありません。国債という国民の借金です。物言いに気をつけてください。手を挙げられない人々への対応策を講じないといけません。また、この10万は生活不安への一時給付であって経済界から「消費のため」と言わせないでください。」とツイートした。プロパガンダでもせいぜい「国の借金」と国民が借金していると錯覚させるに留まっていたが、蓮舫議員は「国民の借金」と言い切ってしまった。国債は国民の借金ではなく、政府の負債になる。政府の負債を国民の借金と思わせてきたものが「国の借金という錯誤」だ。
 そもそも、政府の負債は国民の資産であり、蓮舫議員は真逆の認識をしている。政府が日銀を通して国債を発行し支出すると、支出された先の国民側にとっては資産になる。この資産を「国の借金で1人当り〇〇〇百万円」とメディアは垂れ流し、国民はその都度不安を煽られてきた。この不安も財政破綻論も財務省にとって好都合で、これ幸いと緊縮財政をする格好の材料にされている。

 財務省の省是である緊縮財政は、政府の支出を絞るため貧困化を招くことになり、失われた二十数年は全てこれが元凶になっていると言っても過言ではない。

 

政府は積極財政を

 政府の負債が国民の資産であるならば、政府は負債を拡大するだけで、コロナ感染防止も経済的支援も気にせず出来るということである。つまり、政府は一律十万円給付と言わず、国民も企業も助かるレベルで補償し続け、医療にも積極的に財政支出をし、負担を緩和すべきだ。財政破綻等と騙されてはならない。

 

ameblo.jp

 

佐藤健志
平和主義は貧困への道 または対米従属の爽快な末路

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