「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第60号 政府 「要請」の狡猾さ

政府 「要請」の狡猾さ

政府 「要請」の狡猾さ

政府 「要請」の狡猾さ

為政者 当事者意識の欠落か

 コロナの感染リスクから休業は望ましいが、企業倒産のリスクをセットで考えていない為政者がいること自体に驚きだ。
 休業要請はするが補償はしない。長年のデフレで疲弊している企業は消費増税時に倒産していたり、今回のコロナウイルスで倒産している企業も少なくない。疲弊している企業に休業のみ要請すること自体、どれだけ実体経済を軽視しているかが透けて見えてくる。
 支援金の少なさや煩雑さから、企業は政府に対して疑心暗鬼に陥っている。企業が休業すれば倒産に傾いてしまうことを考えれば、政府は補償に動くしかないことは当然の理である。為政者は政府にこれらを要求する立場にあるが、どういうわけか、休業しない店は公表する、あるいは罰則を与える等と、率先して企業を倒産に追い込むことをしている。

東京商工リサーチ調べ

東京商工リサーチ調べ

自粛要請の弊害

 休業しない店舗を一般人が通報することが起きており、酷いものでは店の窓が割られたり、モンスタークレーマー並みにクレームをつける人が出て来たりしている。このような容易に想定出来る事態を為政者は対策しておらず、それどころか、為政者が自粛要請や休業要請をすることで率先してクレーマーを生み出す要因になっているのだ。
 政府の休校要請は関連会社を追い込み、休業要請は企業を追い込む。有事において補償前提でない休業要請をすることは安全保障から大きく逸脱しており、弁解する余地はない。無駄に企業倒産を増やし、自殺者を増やすだけの愚策中の愚策だ。同時に、財政破綻論にしがみつく経済学者や御用学者も同罪ではないのか。自分の見える範囲では問題は起きていなくとも、犠牲になってしまった国民も、リスクを負っている全国民も存在していることを理解していないのではないか。

 

軽んじられる国民

逢沢一郎ゾンビ企業発言

逢沢一郎ゾンビ企業発言

 自民党逢沢一郎議員はツイッターで、
「#岡山イノベーションスクール2020」4月8日に開講。コロナウイルスのため #オンライン講義 です。岡山から創意工夫に富んだ、アイデア溢れた起業や新規事業創出がバンバン出て来ることを期待します。日本の最大の課題は開業が少ないこと。ゾンビ企業は市場から退場です。新時代創造だね。
 このようにツイートした。緊縮財政により体力のなくなった企業は多いが、これらを指してゾンビ企業としているのか。逢沢議員は岡山県民から選ばれたのではないのか。
 地元企業をゾンビ企業扱いするこの恩知らず議員こそ、社会から退場すべきだ。

 

バッカス-高橋聡-

財政破綻とは?財政破綻の定義と海外の財政破綻した例を解説

 

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