日本疲弊の正体 財政健全化
また事業規模詐欺、カサアゲノミクス
財政健全化と言われて久しい日本。国民を犠牲にしてまで増税し支出を削ってきたが、一向に目標を掲げた財政健全化に達しない。それもそのはず、そもそも日本に財政問題はない上で、財政に問題があると設定し問題を解決しようとする、非常にややこしいことをしてきたからだ。
例えばこうだ。Aさんは健康だ。だがBさんはAさんに対して「Aさんは病気だ!健康にしないと!」と、健康にさせようと過剰な運動をさせる。この運動は苛烈を極め、やがてAさんは疲労困憊する
日本は長らく、Aさんという国民と国家を、Bさんという財政健全化によって疲弊させられてきた。疲弊から元気を取り戻すには、過剰な運動(財政健全化)をやめれば良いのだが、未だに御用学者や政党につく経済ブレーンは財政健全化を堅持している
消費税もAさんを鞭打つ行為であって、経済を疲弊させてきた。この有事でさえ予算も上記グラフの通りで、消費税を廃止せず、Aさんを疲弊させる財政健全化路線を崩していない。
この場合の事業規模(泥)はAさんに「今は運動休んで良いけど、後でまた厳しい運動させるからね」と同義で、真水は「栄養ドリンク1本」という具合だ。
本来の真水は栄養ドリンクを何本も必要とし、かつ、十分に休ませることも必要で、これを提言しているのは自民党若手の安藤議員、国民民主の玉木代表、れいわ山本代表だ。真水100兆規模+αを政府に提言している通り企業・国民共に負担をかけない対策になっている。
政府は財政健全化という架空の設定を今すぐやめ、設定の元凶となるプライマリーバランス黒字化目標を破棄すべきだ。
泥水を全て真水に変える方法
1つは元凶となっているプライマリーバランス黒字化目標を閣議決定で破棄すること
もう1つは首相が「真水200兆」を固い意思決定で指示すること。
これは国民の声が大きくなればなるほど、実現は容易になる。政治家は国民の声を拾い、首相の意思決定を強く後押しする。
窮している国民にとっては寝耳に水かもしれないが、国民の政治無関心がそうさせてきた側面があることは否めない。今から声を上げよう。