「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第97号 「募る国民不安 現場の悲鳴」

募る国民不安 現場の悲鳴

募る国民不安 現場の悲鳴

募る国民不安 現場の悲鳴

予算つけず医療従事者疲弊

「非常時で財政支出は一時的に拡大するが、政府が掲げる基礎的財政収支プライマリーバランス)の25年度の黒字化目標の旗はおろすべきではない。新型コロナ終息後に財政状況を改善していくために財政規律を維持することが大事だ。」
 土居丈朗・慶応大学教授はこのように述べ、この有事にも予算を抑えるべきだとしている。人命より財政規律を維持せよという土居氏には血も涙もないのか。
 経済御用学者達は執拗に、予算を増やすと財政破綻すると言って憚らない。

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 グラフは政府貨幣発行額の推移だが、今年は既に東日本大震災時の予算の2倍以上もある。しかし、財政破綻する気配もなく、アメリカでは日本以上に予算をつけ支出しているが、同様に破綻する気配はない。このことから、土居教授やその他の経済学者は嘘をついていることになり、予算をつけ多くを救うことへの邪魔をしていることになる。
 財政規律は予算を削減したい財務省の方便でしかなく、将来世代のために寄与するものではない。なぜなら、財政規律が原因で経済が毀損しているからだ。経済の毀損は衰退を意味しており、将来世代のためにならないことは論をまたない。

 国民、ひいては国家を犠牲にしてまで財政規律を死守する異常性は、リスクの最前線にいる医療従事者の待遇からも察して余りあるだろう。医療従事者を駒扱いしているも同然だ。なぜ厚遇しないのか。

 財政規律こそ命の選別そのものだ。

 

 

進撃の庶民【ふるさとを守りたい、子供達の未来を守りたい】

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