「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第113号「財政赤字で破綻しない」

財政赤字で破綻しない

財政赤字で破綻しない

財政赤字で破綻しない

破綻スルッ!嘘つきは泥棒のはじまり

 財政赤字のみをもって財政規律が乱れている!このままだと破綻だ!という言説は、完全に一部だけを切り取って一般化する詐欺も同然だ。経済についてはこのデマを垂れ流す政治家、経済学者、財政学者や政党ブレーンが存在している。

財政赤字の同義語
政府負債、政府債務、赤字国債

 これらは全て同じ意味で使われており、国民に印象操作する場合は「国の借金」と言う。国民に「私達に借金があるんだ!どうしよう返さないと!でもこんなたくさんどうやって?」と意図的に誤読させているということだ。
 一側面だけを見れば真実っぽく見える財政赤字だが、事実は大きく異なる。財政赤字とは政府の負債のことであり国民の借金ではない。彼らはなぜか「負債」という表現を避けたがるが、何か不都合なことでもあるのだろうか。
 財政赤字の印象操作を試みる学者がやっていることは言い換えると、あなたの一側面だけを見て、こいつはこういう人間だ!と一部だけを切り取り、あたかもこれが全てであるかのように振る舞う。相当に稚拙で悪質な態度であり、名誉棄損ものだろう。
 財政赤字のデマは明白に安全保障の放棄であり、憲法違反になる。政府にお金を出すな!とけしかけているも同然だからだ。
 故意か無自覚か不明だが、お金を出して企業も国民も医療従事者も全て救うなと言っているに等しいのだ。
 この三十年は企業が倒産すると分かっていようと、弱者が困窮しようと、そう言い続けてきたも同然であり、事実、多くが毀損されてきた。

 

財政赤字の事実

 前段でも述べた通り、財政赤字とは政府の負債のことである。政府の負債とは政府の借金であり、その反対側は民間部門の資産である。つまり、政府が赤字になると民間側で黒字が発生するということであり、財政赤字が増えることは資本主義であれば当然過ぎるくらい当然のことなのだ。これを平然と「国の借金」やら「放漫財政」で破綻すると御用学者がメディアを使い垂れ流し、一部政治家もこれに倣い平然と言っている。
 政府の負債とは政府が発行した貨幣の残高であり、記録以上の意味はない。この発行残高のみを切り取り、国の借金!放漫財政!破綻する!と言っているのだから氷山の一角だけしか見ていない者の言い分と同質なるものだ。
 財政破綻しない理由は当新聞第56号に詳細。

 

コラム

 財政規律よりも、為政者財務省、経済学者や財政学者に厳しい規律を課す必要があるのではないか。

 彼らの指針の誤りで国民にツケを払わせても、自分達は一切責任を取らない。彼らが原因で国家が長年に渡り、現在進行形で毀損されている。この責任は取らせるべきだ。口を開けば国の借金がー!財政規律が!と言い、政府の支出を抑制させ、この有事であるコロナ禍でさえ、医療従事者を手厚く支援しない。企業倒産・労働者は放置、公務員も国民も放置。安全保障の放棄と、ダメなところのオンパレードだ。ついでにイソジンと来れば、絶望したくもなるだろう。

 

 

高橋聡 財政破綻論者が涙目?日本で財政破綻もハイパーインフレも起こらない