「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第115号「安倍応援から鞍替え 安倍やめろの矛先は」

安倍応援から鞍替え 安倍やめろの矛先は

安倍応援から鞍替え 安倍やめろの矛先は

安倍応援から鞍替え
安倍やめろの矛先は

 長らく続いた安倍政権は、総理自ら終止符を打った。とはいえ、もうしばらく続くがお飾り化は決定的だ。安倍応援団は安倍総理を用無しと見るや、また違う甘い汁を吸えそうな所に鞍替えするだろう。安倍やめろ集団はまた次なるターゲットを探し、やめろ!やめろ!と庶民の味方然りで批判に明け暮れるのだろう。
 両者ともに共通する点は、何かに縋っていないと価値観の確立が困難ということだ。依存症である。真摯に国民・国家のことを考えての行動であれば、サヨクが!ウヨクが!野党が!ネトウヨが!等とやっている場合ではなかった。どれだけ正論を述べていようと、人聞きの良いことを言おうと、結論が同じでは両者は同類でしかない。両者をお花畑と断じるのは、言動は違えど同じ性質だからだ。

 

国家衰退は変わらず

 貧困格差が増える原因は政府の支出が不足しているためだ。自民党小泉政権時の構造改革で安定感のあった内需基盤はじわじわと破壊が進み、旧民主党政権を経て、現安倍政権によって破壊が加速した。
 消費増税は公平な税制と言われるが、消費者であれば一律に徴収する税制であるため、困窮者やお小遣いやお年玉で物を買う小学生からでも容赦なく徴収するが、お金持ちにとっては痛くもかゆくもない。貧困層はますます貧困化し、中間層も貧困層に落ちる。蟻地獄のような悪税だ。これが長らく続けば、富裕層とて転落は免れない。この後先考えない税制を是とする経済学者や政治家は、国家毀損で罪に問うべきだ。
 そして、社会保障費に消費税は必要としない。当新聞で繰り返し掲載したように、そもそも税は財源足り得ないのだから。財務省はいつまでシラを突き通すつもりなのか。
 この三十年は、緊縮財政、消費増税構造改革等により衰退してきたが、驚くべきことにこれらを是正する政権が未だ出ていないのだ。衰退する一方でも、アベノミクスだ改革だと、もてはやした結果どうなった。

 災害時でもお金をかけないボランティアや自衛隊に依存する構図が出来上がってしま
ったではないか。美徳に見えるが、全く持って理不尽だ。復興の遅れは政府がお金をかけないからだ。
  医療従事者の困窮には目を瞑り、現場からのSOSにも応えない政府になったではないか。何を見ている。

 安倍政権を応援し、安倍政権を批判し、溜飲を下げことが目的になっている内は真摯な対応とは到底言えない。また同じターゲットを見つけ批判に終始するだけだろう。ヤメロ。

 

コラム

 こういう話がある。左翼と右翼側にも「彼らと一緒にされたくない」と、伝統的な古参は嘆く。
 ワンパターンな言動と稚拙な振る舞いには持て余しているのだそう。

 そう、ネット左翼ネット右翼の暴走だ。

 自分達の言論とは違った方向に行き、好き勝手振る舞っているのだそうだ。

 保守論壇も同様のようだ。
インターネットの普及で、情報が溢れかえった弊害だろう。情報の取捨選択が出来ない人達が安易かつ、短絡的な判断で批判をする。

 昔は書籍や人づてに聞き、慎重に言葉を選んだそうだが、なるほど、筆者が祖母によく嗜められるわけだ。