「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第152号「口先だけのポンコツ政府」

口先だけのポンコツ政府

口先だけのポンコツ政府

口先だけのポンコツ政府

またデマを垂れ流す「国の借金」

 ローカルルールという言葉がある。ある特定の地方、場所、組織、団体、状況などでのみ適用されるルールのことを指す。このローカルルールをあたかも国家全体に適用し、一般的なことだと言い張るのが現在主流になっている経済学だ。
 実際は学問上のことであってローカルルールの域を出ておらず、実体経済においてはむしろ邪魔になっている。これを「ローカルルールの押しつけ」と言う。彼らはローカルルールを全体に適用させようとするため、当然無理が出て来る。
 典型的な例として、いわゆる国の借金だが、この部分だけをクローズアップさせ、「どうだ、酷いだろ」と一部を切り取って正当性があるように主張している。酷く見せようとしていると言うべきか。国民一人当たり〇〇〇百万円の借金というのも換算目的であれば構わないが、メディアでは国民が借金を返さなければいけないと池上彰氏を筆頭に巧みに誘導している。国の借金は政府の負債のことであり、国民が背負っている借金でも何でもない。この事実を知らせると、ある人は茫然としてから驚愕する。ある人は驚愕と同時に怒りを表明することもある。「騙されていた」と信じられないよう顔をする人、どういうことか話を聞きたがる人もおり、自分が返す借金ではないと知り安堵する人もいる。
当新聞第150号に関連記事

 

自分を大きく見せる為政者

 「偽善者は素晴らしい約束をする、約束を守る気がないからである。それには費用も掛からず、想像力以外の何の苦労も要らない」こう言ったのは保守思想の父と呼ばれるエドマンド・バークだ。

 自分を大きく見せる手法は、政治家の間でも蔓延しており、ある意味、真面目にやっている政治家にとっては面白くないだろう。わざわざ将来はこうなるだろうと出来もしない期待を抱かせるような政党や、1しかないものを10あるように見せようとする行為を政治家がやってはいけない。みそぼらしさが際立って仕方がない。政治家は縁の下の力持ちであるべきではないか。
 当新聞が消費税は悪税であると何度も掲載しているが、安倍元首相は増税の悪影響が出れば責任を取ると言った過去があり、責任を取ってもらわねばならない。同時に増税を促す御用学者もその責任の所在を明確にさせておかねば、いつまで経っても無責任なローカルルールを押し付けられ、不必要に国民・国家が毀損されてしまう。
 この有事であろうと増税(北風政策)を言い出していることから、総括しておく必要があるだろう。

 

緊縮財政は ポンコツ製造機

 緊縮財政は政府の手出しを極力抑え、後は国民がなんとかしろと言っているに等しく、そのツケが現在の状況という次第。

 ウイルスを収束させるためには、人の動きを自粛等で一旦制限をかけておき、検査で安全を確保する。ところが、政府は注意を促すだけの口数が多いだけのポンコツぶりだ。

 国民に自粛させれば経済活動は出来なくなるが、補償を行うことで、収束後の再開はスムーズなものになる。しかし、経済活動をさせながら感染者を増やし、ウイルスを封じることも出来ていない。消費税の影響も、企業倒産や失業者を多く出しており、最悪な結果を現実が教えている。