「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第158号「振り回される国民」

振り回される国民

振り回される国民

振り回される国民

政府結論ありき、Go Toトラベル

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、政府の分科会は、20日夜、会合を開きました。
 そして、感染が急増している都道府県があり、その一部の地域では強い対策が必要な状況に達したと考えられるところもあるとして、こうした地域での「Go Toキャンペーン」の運用の見直しなどを提言しました。
 このうち、「Go Toトラベル」について西村経済再生担当大臣は、「感染が拡大していると言われている地域の知事の意向も尊重しながら、判断していきたい」と述べ、早急に対応を検討する考えを示しました。(NHK)

 コロナ禍が訪れた当初、安倍政権では、Go Toキャンペーンはコロナが収束してから実施するものとの意向だったが、感染者が爆発的に増加している最中に、実施する菅政権の非常識さは一体どういうことなのか。
 このような非常識さは、予めやることが決まっていたか、Go Toキャンペーンによって潤う企業、特に観光業の現場ではない、安全圏にいる予約サイト系の企業らに忖度したからではないのか。  コロナは有事であり、日本全国の企業・国民の安全や経済に関わることであり、特定企業にのみに忖度し、他は感染しようと知ったことではないということだろう。
そうではないと言うならば、この感染拡大の最中に実施した無能さ、安全と経済のことを考慮に入れない緊縮財政を未だに強いる無能さが際立つという話である。

 

緊縮財政は人殺し足り得る

 経済成長が数十年も停滞している日本。財務省の省是は緊縮財政だが、政府はこの緊縮財政を是としているため、「安全を満たすこと」「永続性のある継承」を無視し、無駄の削減に励む。これが原因で、国内における生命の安全確保と、各分野の継承が途絶えてしまう非常に大きな懸念が問題として出ている。
 緊縮財政は無暗な課税を引き起こし、経済的理由から自殺する国民、精神疾患に陥ってしまう国民が出てしまう。 適切な財政出動を行わないため、衰退も同時に招いている。今の日本は、表は着飾って取り繕っているが、中身はボロボロという具合だ。
事実、このコロナ禍という有事に企業・国民への補償を怠ったため、自殺者が急増している。
 そもそも、労働者をリストラしやすい非正規雇用者を増やしている構造自体に政治家は気付くべきだ。菅総理はその構造に改革した張本人である竹中平蔵パソナ会長をブレーンに据えているが、小泉政権時代では菅総理は竹中氏の後輩にあたるというではないか。この忖度ぶり。
 緊縮財政と構造改革で経済が停滞し、日本を衰退させている竹中氏を採用するとは、もはや政治の腐敗は止まるところを知らない。
 この腐敗はGo Toキャンペーンを実施するに至り、緊縮財政を是としてるために休業補償をしない。人の命は二の次、三の次なのだ。
 支持率、利権、特定企業のために政府が動いている状態だ。そのためには、人が死のうと緊縮財政でも厭わないとくる。
 これら人を人と見なさない政治屋は、与野党を含めて全員落選させなければなるまい。緊縮財政は人殺しと衰退の象徴なのだ。