「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第162号「竹中平蔵氏に怒り爆発」

竹中平蔵氏に怒り爆発

竹中平蔵氏に怒り爆発

竹中平蔵氏に怒り爆発
自民党の見識に疑問符

 

 11月27日に放送された、朝まで生テレビに出演した竹中平蔵氏の発言に国民の怒りが集中した。竹中氏は番組の中で「重症患者430人で日本の医療が崩壊するなんておかしい」と話した。同番組に出演した二木医師はこう反論する。
 「新型コロナは通常の感染症と違って集中的な治療が必要で、エクモを使えば1人の患者に10人くらいのスタッフがかかりきりにならないといけない。他でも手間暇かかる
 竹中氏は界隈でも非常に有名な政商であり民間議員だ。大学教授の肩書を持ち、一方で民間企業の肩書を持つ彼の悪行を指摘する人は多い。
 今回の発言も現場を知らない者の傲慢不遜な物言いだ。このような当事者意識を欠落した人間が、菅総理のブレーンとくる。政府に医療現場の声が届いていないのか、政権の対応も杜撰を極める。前政権では、ブルーインパルスで医療従事者にエールを贈ったが、やることなすこと的外れの「やってる感の演出」でしかない。
 必要なのは病院を潰れないようにすること、病床数を増やすこと、検査と隔離を徹底すること。これらは4月の緊急事態宣言を発出し、その後の感染者が減少している間に行うべきだったが、政府はテコ入れしなかった。
 病院は全て自前でやるしかなく、コロナ患者を受け入れる度に赤字になっている。患者受け入れ要請と補償はセットで行うことは道理だろう。
 医療従事者は疲労困憊になりながら、不安を抱えながら戦っている。政府はなぜ青天井で支援しないのだ。

 

この期に及んで緊縮財政

 日本は財政破綻のリスクがないにも関わらず、とにかくドケチでお金を出さない。
 緊縮財政政策が医療現場の足を引っ張り、企業倒産もさせっぱなし。国民に税を納めさせるためにコロナ禍であろうとも、経済活動を平常通りさせる狂気。経済活動とコロナの収束を同時に行うことは人間がロボットでない限り不可能だ。 
 まずはリスクを取り除くことを最優先で行うことが道理というものだろう。日本政府は、病床数を削減する政策を未だにしているが、厚生労働大臣は何をしている。なぜ医療現場にテコ入れして守らないのだ。
 我国の政府はあまりにも常軌を逸している。これらは全て、緊縮財政政策によるものであり、結論ありきなのだ。
 誰が総理になろうと、緊縮財政を続ける限り、竹中平蔵パソナ会長をはじめとする政商を追い出さない限り、延々とこの状況は続くことを理解しなければならない。かつて日本が世界に名を轟かせた「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の時代に倣い、緊縮財政政策をやめるべきだ。
 この国の政治家は、まともな政治家が総理大臣になる、或いは緊縮財政から積極財政に転換するそれまでの間、指をくわえて日本の衰退・毀損を眺めているつもりか。自公明議員は覚悟せねばなるまい。

 この有事でさえ、消費税を据え置く政府だ。人間不信を政治家が招いている自覚はあるのか。

 

「悪に感化される人が居る事よりも、悪を看過する人が居る事の方が危ない」
アインシュタイン