経済同好会新聞 第212号 「各所で起こる経世済民」
各所で起こる経世済民
政治・経済の体たらく 経世済民の声
小泉政権の構造改革という名の下の改悪や経済指標の改変、それ以降も続く緊縮財政で国家ごと毀損してきた。政治の酷さについて声をあげる人達は多いが、経済については事実が盲点化されているため、結果的に悪政を後押ししてしまう。
政治は経済的主権を蔑にするあまり、経世済民という政治的主権が成り立っていない。国民が政治家を選ぶのであれば、政治・経済を理解する者が必要であるという時代にまで秩序やモラルが低下してしまった。
貧困層、こども食堂や大人食堂があって当たり前の時代から脱却することを望むべく、当新聞は「経世済民同好会」の有志で発信することを決めたのであった。そして、当同好会と同様に日本を良くしたいと声をあげる人達が各所に存在している。
つい最近のことでは、現在無所属の相原倫子さんが立ち上げた「青空」が政治団体登録を控えている。ホームページには経世済民がうたわれ、当新聞や経済界隈ではお馴染みのブログ等がリンクされている。彼女はしっかりとした国民目線なのだ。社民党に在籍していた経歴もあるが、当時はなかなか彼女の意見が理解されずにいたという。自民党の安藤裕議員を彷彿させる。トップがダメならば、所属する議員をダメにしてしまう。良い塩梅を分からぬ者がリーダーになっているのが、日本の不幸を招いていると言っても過言ではないだろう。
増える経世済民
経世済民とは
「世を經(おさ)め、民を濟(すく)う」
ことである。政治家にとって至極当たり前のことだ。
経世済民を志す人達を紹介してみよう。
グリーン・ニューディール政策研究会
薔薇マークキャンペーン
令和の政策ピボット
れいわ新選組(政党)
青空
以上は学者、著名人や一般人から成り立っている。ネットの有志から成り立っているのは次の通り。
進撃の庶民
財源研究室
豚バラマーク
経世済民同好会
他にも個々で活躍する人達が存在しており、日に日に増えている。今は直接声をあげられなくとも、得た情報は家族や知人に話しているという声もある。それまでは情報収集で自ら調べ、整合性を取るまでは沈黙していることもあり、潜在的にも確実に増えている。筆者自身がそうであった。
他には歌手、俳優、医療関係者も声をあげており、経済学の教鞭をとる教授や教師に然りだ。
経済学の誤りは長らくグローバリズムの構造改革路線を助長させ、日本の衰退と格差拡大を招いてきた。恐ろしいのは、困窮者を助けず、更なる困窮者が増えると分かっていても、政治が助けようとしないところだ。これは憲法違反である。
三権分立が働いていないという声も少なからずあり、安倍政権時では安倍政権に対し内乱罪で刑事告訴する動きや、元検事総長らが検察庁法改正案に反対する意見書を提出する等していた。
政治腐敗、経済の過ちはすぐにでも是正しなければならない。政治家は経世済民を!!