「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第237号 「止まらぬセルフ経済制裁」

止まらぬセルフ経済制裁

止まらぬセルフ経済制裁

止まらぬセルフ経済制裁

常態化する犠牲、目を逸らす人達

 自粛要請が長引けば、企業やお店は倒産の危機に晒される。これが分かれば政府がすることは自ずと決ま ってくる。補償だ。当新聞でも昨年より書いてきたが、感染するリスクがあると分かっていても、補償がなければやむを得ず働きに出るしかない。政府の悪質さは、お金をケチって国民を危険から守らないこと。ノストラダムスの予言よろしく、財政破綻の予言をことごとく何十年も外しながら、未だにその理屈で不安と恐怖を煽り、お金をケチる方便にしている。。罪深く許しがたい
 そもそも、財政破綻の定義を訊ねても説明しない、主流派経済学者の不誠実さで我が国は振り回されているのではないのか。そんな彼らは増税が必要と言っているのである。非常に疑わしく、証人喚問する勢いで机上につかせ説明させるべきだ。何十年経とうと結果が出ないではないか。いつまで同じことを繰り返すのだ。

 

貧困化まっしぐら

 財務省自体、債務不履行は起きないと財政破綻を否定している。自国通貨建てである我が国では、財政破綻しない代わりに何がリスク要因であるかと言えば、実物資源を毀損するほどの財政出動をした時に限る。つまり、ハイパーインフレだ。ある人はハイパーインフレで破綻する!と言うのだが、この予言も外れている。債務対GDP比を指して破綻する!とプロパガンダを展開している学者や、それを垂れ流すメディアはいつまでやっているのか。ギリシャは日本より低い債務対GDP比で財政破綻したが、それは通貨発行権を放棄した状態であるEUに属しているからだ。比較対象にならないことを比較し、煽るその姿勢は詐欺師そのものである。彼らはとにかく調べない。もし調べて理解していたとしても、故意にプロパガンダを展開しているとすれば、まごうことなき犯罪である。貧困化で困窮し追い詰められる人を生みだしているのであるから、殺人も同然だ。

 

犠牲を容認か

 日本は長年に渡って経済が冷え込んでおり、必要なことは経済を過熱することだ。つまり、インフレの状況かつ、所得が上がることを常に保たれていることが経済成長につながるのである。現在、政権の閣僚にいる好景気を経験した政治家達は、インフレの恩恵を受けて来た者ばかりだ。小泉政権下で構造改革で改悪し、インフレにならないように変えてしまった経緯はあるが、未だに変えることなく維持している。プライマリーバランス基礎的財政収支)自体がインフレ退治のシステムと化してしいるのだから、いい加減に気が付きそうなものだが、一部の若手議員以外は全く学習しない。
 竹中平蔵パソナ会長が小泉政権時に設置したプライマリーバランス黒字化で経済を毀損している実態がありながら、それを放置するのは犠牲者が出ることを容認するに等しい。消費税に然り。
 我が国の病巣は、現実に貧困と衰退が色濃く出ていようと、予算を組まない。改悪した構造を元に戻さないところだ。コロナという危機であろうと予算をケチる。
 人命を大前提におくという観点がなく、犠牲者を出しても責任も取らず放置。安全保障を逸脱する行為であり、憲法違反である。