「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第353号 「財政難、否、経済難」

財政難、否、経済難

財政難、否、経済難

財政難、否、経済難

ワイズスペンディング(賢い支出)

 賢い支出を実践したとして、まずは中抜きをさせないこと、そういった輩を政治に関わらせないことをやらねば説得力を持たない。財政赤字を気にする割に、パソナ電通に中抜きをさせることには躊躇いがないではないか。我々が日本という国家で生活を営む以上、やるべきは国民が経済的理由で追い詰められない社会構造にしておくことが求められて然りなのだ。そのような意味において、政府が支出して財政赤字となるならば、管理通貨制度である我が国においては些末な話でしかない。
 全国津々浦々に人々が住まい、そうすることで国土の維持がなされ、国家全体の益となる。これの意味するところは、これまでのように、東京一極集中のような地方を蔑にする政治をやめる必要がある。
 国家の土台を育む国民に安定的な生活を営んでもらうことを大前提に置き、こうすることで色々と見えてくるものがあるのだ。例えば、経年劣化したインフラの修繕は当然のことながら、教育無償化の実現や科学予算を以前のように戻すこと、地方交付税交付金にしろ減額せず、むしろ、「地方ファースト」くらいの姿勢で積極的に支出することを考えていかねばならない。  このように、やるべきことはやるべきであり、財政赤字を気にしながら政治の議論をしたところで、これまでのように衰退と停滞を招くだけである。

 

洗い出しと実行

 国家にとって満たされていないことは何か、これは各市町村や都道府県、各省庁が把握しておくことであろう。洗い出しをして予算を要求することをしなければならない。すぐに必要な項目、中長期的に必要な項目とが必ず出て来る。これらは国家を形成・存続する上で全て必要な支出ということであれば、誰も文句はないだろう。今まで政府がこれらにきちんと財政赤字で対応してきたかどうかを問う必要があり、して来なかったということであれば、きちんとやれという話だ。
 このように、賢い支出とは国民、ひいては国家にと っての土台を形成し、安定的で永続的であることへの投資である。決して、これらのどこかを削ることが賢い支出とは言えず、むしろ害悪であり、没落の一因である。常に支出されて然るべき分野というものがあるのだ。これらは累積赤字としていわゆる「国の借金」となるが、全く悪いことではない。むしろ、なくてはならない支出ををこれまで批判してきたのが、国の借金というデマの悪質なところである。
 国民の負担が年々増していくのも、政府の支出を無駄だとか、身を切る改革だ!とやっているからであり、これらを転換しなければ負担の増加を前提で政策が決定されていく。
 せっかく洗い出しを行 っても、実行するための予算がなければ問題は山積みとなって将来世代に渡るだけである。財政赤字を悪だと見做して政策を続けていけば、それは即、将来世代のツケとなる。実際にこの数十年に生きたきた人々にとって、以前と比較して負担が重くなったと感じるだろう。既にツケを払わされているのである。未来とは1秒後の連続であって、将来とは今である。