経済同好会新聞 第388号 「お馬鹿回 ふざけて知る経済」
お馬鹿回 ふざけて知る経済
だって、ケダモノだもの
やぁ、みんな!国の借金で将来世代を憂いているかい!とかなんとか言いながら、財政破綻なかなかしないなあって何十年も思ってきたんじゃない?財政破綻より先に、国民生活が破綻していくのが現実だし騙されてるっぽいよね?構造改革にしてもさ、何十年やってるのって話じゃないか。本来は数年でそれなりに何かしら成果でるものじゃない?何か出たの?これまで政府が言ってきたこと、やってきたことちゃんと見張ってる?結果出さなかったら怒らないといけないよ!なあなあで済ませて来たからこうなったんじゃないか。
政治家が頑張っていると仮定して、それで結果が出なかったらやり方間違ってるってことなのよ。ずーーーーっと経済停滞してるんだけど、間違ってるよね。
え?なんだって?テレビによく呼ばれる人は正しくて、呼ばれない人は間違っているって暗に言ってる奴がいたって?こいつぁすごい!すごいぞ!どれだけすごいかって?そうだな、天空の城ラピュタを「てんくのじょうラピュータ」ってくらい!分かりづらいって?分かった分かった真面目に言うからちゃんと聞いておくれ。例えるなら、三橋貴明と鶴崎修功を間違えるくらい酷いね!あれ?反応薄いな…。え?何かに例えなくても酷いってみんな分かってるって。だね。しくしく…
いやー!やっぱり言わせて!どれだけ酷いか。
百円の豚肉を試食する。これをブランド豚ですと騙して、すると「あぁん♪さすがブランド豚の味はそこら辺のスーパーで売ってる豚肉とは格が違うわぁ♪」
とか言ってる調子のいい奴くらいに酷いんだよ!お前が食ってるのは100円の肉!それはそれでそれなりに美味いさ!おっと、今日はお馬鹿企画だから最初から飛ばしすぎてしまった。
反省はするが謝罪と賠償はしないぞ。びた一文くれてやるか!だって…、貧乏だもん…えーんえーん(チラッチラッ)えーん…
馬鹿が馬鹿を馬鹿だといえば、馬鹿が馬鹿を馬鹿だという。馬鹿で持ったる我が世なりけり(斉藤緑雨)。
給料が上がった昔
昔ってさ、初任給が二百万からスタートしたとして、数年で百万は増えたのさ。もっと増えていくから確実に賃金が上がっていくって時代だったんだよ。ところが現代。賃金が上がらないよね。そこへ来て会社がいつ倒産するか分からないプレッシャーもある!将来設計を立てるのは難しいなあ。
小泉政権の後の方で景気が良くなったって言われていたんだけど、労働者のリストラとか賃金が上がらずに企業が収益を上げたのが真実だったんだ。中小零細企業の経営者もニュースで景気が良くなった報を見て、は?酷いままなんだけど?って感じだったみたい。自分ところの業界だけかなって思っていたら、割と全方向でダメダメだったとさ。そりゃ、公共事業費を絞ってたんだから当たり前だよね。
それと、労働市場の自由化がもたらしたのは労働者の生活不安定化だけど、資本の自由化だってそうだよね。バブル起こして崩壊するのって典型的じゃないか。これらは経済にダメージを与えるものだって理解しないとね。節操もなしに自由化することがいかに危険か ってことさ。みんなのが給料あがるわけでもないしね。むしろ、格差拡大を生む要因だよ!ドストエフスキー曰く、
金を所有している人間は、貧しい人がそのはかない運命を訴える声を聞くのが大嫌いだ