経済同好会新聞 第416号 「法人税率と税収の関係」
法人税率と税収の関係
法人税減税で法人税収増の恐ろしさ
グラフは一般会計税収の推移だが不思議に思わないだろうか。バブル期の法人税率に比べ、現在の税率は半減しているが、バブル期並みの法人税収がある。一体どういうことなのか。それは、企業の純利益が倍に増加したことを意味しており、これが「過去最高益」となって表れている。
法人税率が下がると、利益を出しても税金を納める金額は少なくて済む。一方で労働賃金が数十年単位で停滞しているということは、経費である賃金を削減し利益を出していることはこれまで指摘した通りだ。
つまり、バブリーなのはこの界隈の上場企業のトップ達と資本家であり、多くの労働者は生活の質を上げられない、或いは下げながら生きている。
当新聞第339号に労働者の賃金低下やコストカットについて述べいる。併せて読んでいただくと理解が早い。是非!
小川製作所様
日本の資金過不足
日本の経済主体ごと資金過不足がこちらです。
— 小川製作所 (@OgawaSeisakusho) 2022年6月6日
企業(赤)が1997年まで赤字主体だったのが、1998年以降黒字化しています。
家計(青)の黒字額も1998年以降目減りしています。
その代わり政府(緑)の赤字が大きくなっているという関係ですね。 pic.twitter.com/0OzXREAD2e
ツェリ子様
次の停車駅は『一億総株主駅』です