状況を弁えない政府
PB堅持、間接的殺人政権
社会は人がいて回っている。供給力であるお店や企業が倒産してしまえば、不便を強いられる消費者も出て来る。もっと酷くなれば、マスクが不足した時のようになるだろう。消費税は将来不安から買い控えが常態化するため、供給側にとっては相当苦しい状況が続いている。既に倒産してしまった企業やお店もあるが、自殺も止まらない。
昨日、PB(プライマリーバランス黒字化)を堅持することが決定されたが、小泉政権時に竹中平蔵パソナ会長が提言したPBが、そもそも経済停滞・毀損の原因だ。それを破棄せず堅持するとは、これからも国民に苦難の道を歩ませると宣言したに等しい。狂気の沙汰である。
戦後最悪を示した経済成長率を知ってもまだ、自民党の財政再建推進本部はこうなのだ。人命を軽んじる彼らは、政治生命を絶っていただく他ない。この国難で財政を気にして国民を救わない政治家は、人間性に難があると断じて構わないだろう。
政府に救える手段がありながら「お金心配だから救われへんわ~」
財政拡大は将来世代のツケと言いながら、パソナや電通に中抜きをさせることを厭わない政治家の悪質さ。非正規雇用を派遣する企業を肥えさせるとは腐敗している証左だ。
財政健全化が原因で人が亡くなったり、貧困格差が拡大しているのであれば、そこに正当性も道徳もない。むしろ、犯罪的である。政府自ら国民・企業を淘汰しているに等しいのだ。
こんな横暴な者達が政治をしている。人の犠牲を顧みない異常性が認められるため、内閣やその周辺を総取り替えせねば毀損が止まらない。