「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

経済同好会新聞 第280号 「未だ復興終わらず」

未だ復興終わらず 未だ復興終わらず 復興五輪とは名ばかりの建前 消費税率を5%にした際、自殺者が増加した経緯がある。当時は故橋本龍太郎総理だったが、亡くなるまで緊縮財政を後悔していたという。この時分から徐々に構造改革路線に転じていくことになる…

経済同好会新聞 第279号 「肥える株主 弱る労働者」

肥える株主 弱る労働者 肥える株主 弱る労働者 貧困化はなるべくしてなった 上グラフで飛びぬけて高い項目がある。配当金だ。これは企業が利益を株主へ配当したものになるが、一方で労働者はどうだろう。項目は平均従業員給与がそうであるが、ほぼ水平に推移…

経済同好会新聞 第278号 「日本 管理通貨制教えず」

日本 管理通貨制教えず 日本 管理通貨制教えず 税は経済の調整弁、財源にあらず 思考実験をしてみよう。政府が無制限にお金を発行したとして、税を徴収しないとどうなるか。消費者側である需要が膨大になり、生産側である供給が追いつかなくなる現象が起こる…

経済同好会新聞 第277号 「論理なき日本政府」

論理なき日本政府 論理なき日本政府 初心忘れべからず コロナ感染リスクがある中でのオリンピック開催には、中止や延期の声も多かったが、つい先日オリンピック開会式を迎え競技もはじまっている。オリンピックは平和の祭典というのは建前であって、パソナや…

経済同好会新聞 第276号 「終わりなき緊縮財政」

終わりなき緊縮財政 終わりなき緊縮財政 経済も安全も放棄した日本 戦後まもなくの日本は、対米従属で国防を米国に委ねる一方で経済には力を入れてきた。この間、GHQとの駆け引きもあったが、国家が富むに至る富国を達成したのだ。冷戦終結後、国防は近年…

経済同好会新聞 第275号 俳句「無駄の削減」

俳句「無駄の削減」 俳句「無駄の削減」 それは本当に無駄なのか必要なことを無駄と言っていないか 人の心に余裕がなければ荒んでしまうように、四角四面でき っちりし過ぎるのも良くない。精密な機械はそれで良いが、人間には体力や集中力に限界があり、そ…

経済同好会新聞 第274号 「下落つづける消費」

下落つづける消費 下落つづける消費 政府救う気なし、緊縮教影響か もはや緊縮財政の布教が、日本経済を蝕んでいるかのようだ。財政破綻のデマで脅し、国の借金デマで将来世代を人質にとる。我が国の言論の自由は 保障されているが、政治家やメディアが流す…

経済同好会新聞 第273号 「麻生大臣の罪は重い」

麻生大臣の罪は重い 麻生大臣の罪は重い 自己責任の日本社会で問われるもの 多岐に渡る税金支払いのため、固定費分は必ず預金している人がほとんどだろう。住民税は給与支払い時に差っ引かれるようになり、ますます手取りが少なく負担が重く感じられるのだ。…

経済同好会新聞 第272号 「近江商人から見る経済」

近江商人から見る経済 近江商人から見る経済 自利利他を成すことにこそ努めよ かつて、渋沢栄一はこのように述べている。 一個人がいかに富んでいても、社会全体が貧乏であったら、その人の幸福は保証されない。その事業 が個人を利するだけでなく、多数社会…

経済同好会新聞 第271号 「古いからダメ論の無責任」

古いからダメ論の無責任 古いからダメ論の無責任 新しいものに飛びついた末路 よく、その考えは古いからダメだよ。このようなことを聞いたことがあるが、実は根拠薄弱だったりする。有名人がそう言うから鵜呑みにしているというものだ。確かに、昔の悪習慣を…

経済同好会新聞 第270号 「要なき知識と言論」

要なき知識と言論 要なき知識と言論 求められる教養とは 浄土を論ずる者常に多けれども、その要を得て直ちに指(おし)うる者あるいはすくなし(親鸞聖人 承安3年~弘長2年 / 1173~1262) 加田岡降昭氏はこれを「仏の教えを論じる人は多いが その要を教え…

経済同好会新聞 第269号 「安定財源は誰のために」

安定財源は誰のために 安定財源は誰のために 景気 安定させるべきものとは この数十年、経済停滞とデフレを繰り返してきた日本。停滞とデフレは経済の病気であって、手当てをしながら回復させ元気にすることが必要だ。当新聞で何度も書いてきたことだが、日…

経済同好会新聞 第268号 「災害 脆弱になった日本」

災害 脆弱になった日本 災害 脆弱になった日本 出すべきところに出さない予算 先日起きた熱海市の土砂災害による被害。我が国は災害大国であることを認識していないのか、毎年のように起こる災害に対して無防備に過ぎるのではないか。国土を強靭化することで…

経済同好会新聞 第267号 「何者かが恐れるインフレ」

何者かが恐れるインフレ 何者かが恐れるインフレ 経済停滞は意図的に行われていた 生活がある以上、全ての国民は消費活動をする。貧困層は所得が低いため貯蓄ができず、出て行くお金が多い。中間層は余裕のある部類ではあるが、税負担が年々増えているために…

経済同好会新聞 第266号 「国家資産売却の愚」

国家資産売却の愚 国家資産売却の愚 国民の資産を売ろうとする人達 我々が生活する上で当然のように存在する道路や水道。多くの生活インフラは国家全体の資産に当たり、国民が使用しているものである。これをいざとなったら売却したら良いと考える人達がおり…

経済同好会新聞 第265号 「罰金の視点で見る経済」

罰金の視点で見る経済 罰金の視点で見る経済 税制の理解は日本経済を救う 炭素税は炭素を減らすために存在し、炭素使用量を減らそうとする目的がある。使用者にとっては罰金を科せられたに等しく、使えば使うほど税金で持っていかれるため、使用を抑制する心…