「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

経済同好会新聞 第337号 「経済政策のだらしなさ」

経済政策のだらしなさ 経済政策のだらしなさ 税制を生かさない政策立案者達 経済不況、或いは、停滞の際には減税することが求められるが、我が国の政府は一向にそうする気配がない。消費税をまだ上げよという政治家や、企業人の立場である経団連も同様だ。消…

経済同好会新聞 第336号 「見える没落 車で例える国家②」

見える没落 車で例える国家② 見える没落 車で例える国家② 国民はまるでタイヤのようだ 前号に引き続き、国家を車に例えてみよう。車の走行に欠かせないタイヤ、パンクしたり擦り減れば変えが利くかのごとく、労働者は常に経済の調整弁とされてきた。恐ろしと…

経済同好会新聞 第335号 「見える没落 車で例える国家」

見える没落 車で例える国家 見える没落 車で例える国家 ハンドルを握るのは我々有権者だ 前号は経済の自動安定化装置について車に例えた記事であったが、今号は国家について車で例えてみよう。我が国には各政党が存在し、政権を担うのは与党だ。車のハンドル…

経済同好会新聞 第334号 「車で知る 自動安定化装置」

車で知る 自動安定化装置 車で知る 自動安定化装置 分配と安定を破壊する政治の愚 車を国家に例えると、ガソリンは通貨(お金)。エンジンは家計(給与所得者)、バッテリーは庶民の体力。サスペンションは社会福祉、ガソリン漏れは株主配当金という具合だ。…

経済同好会新聞 第333号 「本末転倒な日本の政治」

本末転倒な日本の政治 本末転倒な日本の政治 国民・国家は財政規律に負けた 地方の衰退、出生数は戦後最悪、科学や教育の凋落等、我が国の劣化ぶりが激しい。日本の子供は7人に1人が貧困、それはそのまま親の所得の低さ故だ。国家に血が流れているとするな…

経済同好会新聞 第332号 「前提の誤りは結論も誤る」

前提の誤りは結論も誤る 前提の誤りは結論も誤る 年金問題は解消できるのか 麻生元財務大臣の「二千万円問題」は、高齢者を焚きつける形となったことは論をまたない。年金問題の根本とは、偽りの財源不足からだ。管理通貨制度は税を財源としないことは、これ…

経済同好会新聞 第331号 「福祉政策は持続可能だ」

福祉政策は持続可能だ 福祉政策は持続可能だ 管理通貨制度における社会保障 バブル崩壊以降、我が国では「改革」が横行している。あたかも、改革が自明に正しいとされる風潮だ。つまり、国民側からすれば改革と聞くと即座に「なにか良い事をしてくれそうだ」…

経済同好会新聞 第330号 「黒字と赤字の関係」

黒字と赤字の関係 黒字と赤字の関係 不況時に減税するわけとは 前々号、前号に引き続き、ゴドリーのモデルをおさらいしてみよう。 政府が財政赤字(黒字)となる時、民間部門と海外部門の収支の合算は必ず黒字(赤字)になる。 これは上記の図「三部門の会計…

経済同好会新聞 第329号 「財政より経済を見よ」

財政より経済を見よ 財政より経済を見よ バランスは財政、否、経済だ 少し思考してみよう。日本に住まう人々が経済的に困っていない、そこそこ経済成長しているとする。これは経済全体のバランスが取れた状態だが、一方でこれによって政府部門が赤字の場合は…

経済同好会新聞 第328号 「国の借金 見るべきは歴史」

国の借金 見るべきは歴史 国の借金 見るべきは歴史 政府支出を悪と決めつけること勿れ 国の借金!この言葉、概念に埋もれているものがある。政府が支出したお金の累積が記録された結果が国の借金の数字ではあるが、この数字の裏には歴史がある。目の前にある…

経済同好会新聞 第327号 「国の借金 国民負担にあらず」

国の借金 国民負担にあらず 国の借金 国民負担にあらず 国の借金で何も起きていない 我々が教わってきたことは、国が借金を積み重ねて行くといつか破綻すること。そして、これは将来世代が払うツケになることだ。このような話は昔からあったようだが、これま…

経済同好会新聞 第326号 「国家の永続は国民にあり」

国家の永続は国民にあり 国家の永続は国民にあり 盲点化された労働者への待遇 我が国は管理通貨制度であることは、これまで何度も述べてきた。国民は税金を納めているが、生活のために労働をしながらお金を稼いでいるとも言える。政府が発行するお金で、我々…

経済同好会新聞 第325号 「経済の三流国家日本」

経済の三流国家日本 経済の三流国家日本 ごり押ししか能のない経済政策 経済不況の際は減税、ないし、免税することを求められるが、我が国は正反対の増税に次ぐ増税をやった類まれな経済音痴。国民もこの基本中の基本を忘れ、いわゆる「国の借金」を信じるあ…

経済同好会新聞 第324号 「不可思議な財政論②」

不可思議な財政論② 不可思議な財政論② 経済の本体は財政にあらず 学力社会と言われて久しいが、この学力を生かせない環境を作ってきたのはこの数十年の政治。財政を気にするあまり、人間社会の営みである実体経済を蔑にしてきたツケである。国家予算を税収内…