時代と逆行する税制
搾取か?最大多数の最大幸福か?
労働組合の弱体化は必然というべきか。資本主義国においていは労働運動が盛んになると、所得再分配政策が行われるようになった歴史がある。それは資本家に富が偏ってきたためで、労働者は搾取されてきたからだ。近代税制は国民の普遍的な幸福のために、いかなる税制が妥当するか議論されてきたもの。社会保障制度の導入や労働法を制定した理由もここにあり、資本家による搾取をなくするためでもあるのだ。ところが、増税ラッシュはこの近代税制を破壊するに余りあり、搾取型資本主義に戻る危険をはらんでいる。薄く広く取る発想は人頭税型の税制にしたい資本家の意図が透けて見えてくる。善人ぶって、
という者達は、税制改悪を後押しするものであり、近代税制の破壊者である。管理通貨制度が生かされず、善意のフリをして構造改革だの税制改革等とやってきた結果、搾取型資本主義に構造を変えつつある。
我が国は冷戦前までは修正資本主義の道を歩んできた。近代税制を踏襲してきたため、ジャパンアズナンバーワンという名誉もいただいた。ところがどうだ。冷戦後は修正してきた資本主義を元に戻していく悪政をはじめるようになった。増税やフラット税の設置はその表れである。搾取を悟られないために、善人を装って将来世代にツケを残さない等といって政治をやるのだ。このような政治になるのは、資本家が政治家に働きかけているのは言うまでもない。ケインズ曰く、
資本主義社会の難点は完全雇用を実現できないことと分配の不平等である。
ケインズはなぜ管理通貨制度を考案したかと言えば、この不平等を撤廃するためであることは言うまでもない。
見よ!我が国は住民均等割りのようなフラット税を応能負担と無関係にやる国だ。悪税である消費税に然りである。これらは人頭税に持っていこうとする意思の表れではないか。
日本経済を解説するヤンキー
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