「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第35号 「首相記者会見 また期待感のみ」

首相記者会見 また期待感のみ

首相記者会見 また期待感のみ

ワンパターンな「やるフリ」の演出

 安倍首相は14日の記者会見で「みなさんの活気あふれる笑顔を取り戻すため、一気呵成にこれまでにない発想で、思い切った措置を講じて参ります」と力強く宣言した。が、具体的な政策はこれから練り上げるという、より国民の不安を増長させる抽象的なもので、全体の内容も前回の焼きに直しといった具合だ。


 一気呵成(いっきかせい)とは。ひと息に文章を完成すること。また、物事を中断せずに、ひと息に仕上げること。「呵」は息を吹きかけること。「呵成」は息を吹きかけるだけで完成する、また、凍った筆に息を吹きかけ一気に書き上げる意ともいう。


 これまでの政権は言行不一致さを覆い隠すため、その都度、言葉巧みに抽象的な表現を駆使してきたつもりだ
ったろう。やる気のあるキーワードを入れ込み、行動はしないがとにかく言う。拡散力のある誰かに「安倍さんは正しい。野党や中韓が悪い」と言わせ、政権の優位性を担保しようと試みる。
 当の安倍首相は下の図が示すような器だ。アメリカ、財務省経団連等に忖度し、国民には「やるフリ」でここまで押し通してきた。首相は保守でも何でもなく、保守のフリをしているに過ぎない。
 このツケは国民国家の毀損を加速させ今に至る。現実はどうなっているか、一目瞭然ではないか。

安倍総理「器」論+世界の政治経済マトリクス

安倍総理「器」論+世界の政治経済マトリクス