保身 財政破綻論者の嘘
嘘が国民を救済出来なくさせている
これまでメディアは財務省プロパガンダ「国の借金1人当り800百万円」を垂れ流し、国民にあたかも国民自体に借金があると錯覚させ不安を煽ってきた。相当に罪深く、本来は「政府の負債」と正しく書いてさえいれば、不安を煽ることは起きなかった。国民は一斉にメディアに対し、賠償請求しても良いくらいだ。
メディアの中でも御用学者がいる。この御用学者が財務省プロパガンダを正当であるかのように記事にしている。財政破綻論だ。この財政破綻論が財務省にとって緊縮財政の方便となり、有事であっても各国より予算が1桁少ない理由だ。人命の危機に晒されながらも、お金を出さない異常性は今に始まったことではない。
財政破綻しない理由
日本が財政破綻しない理由は簡単です。日本政府の負債である国債は、全て自国通貨である日本円で発行されているからです。
1国債はすべて日本円で発行されている
2日本円の発行権限、つまり通貨発行権は日本政府にある
3したがって日本政府は、通貨を発行することでいつでも国債を償還できる
財政破綻とは英語でデフォルトと言います。負債の利息が返済期日になっても、払えないという状態がデフォルトです。日本政府は日本円を発行できるので、払えないなんて事態はあり得ません。
払えないではなく「払いたくない」ならあり得るかもしれませんが(バッカス)。
●日本政府の負債(政府貨幣発行残高)は1970年の153倍になっている。
●この期間、国債金利もインフレ率も下がり続け、共にゼロ前後
●日本銀行は2013年以降、MBを380兆円も増やし、国債を買取続けたが、インフレ率は上がらず、円も110円前後のまま
●すでに日本国債の47%は日本銀行が保有しているため、返済不要となっている
(三橋貴明)
財政破綻論者は、これらの事実を一切無視し、反証も行っていない。財政破綻しない理由は全てデータと事実に基づいており、誰でも追跡・検証可能だ。ところが、御用学者達は都度、放漫財政で破綻する、ハイパーインフレで破綻するとミスリードを行い、自らの誤りを認めない。
それもそのはず。御用学者とは特定の誰かの代弁者であり、最もらしい理屈をつけ、一方的に情報を外に流すことが目的なのだ。国民はこの流された情報を鵜呑みにし、彼らの言動が正しいと思い込まされる。
許しがたいことは、これら情報が国民の価値観として固定されてしまうところだ。
間接的な殺人者
御用学者はこの有事でさえ財政破綻すると煽り、政府に国債発行による支出を絞る理由を与え、支出した分を将来に増税して取り戻そうとまで試みていることからも、彼らには人権意識が著しく欠落している疑いがある。
なぜなら、政府の支出を長年に渡って絞ってきた結果、国民と国家は毀損されてしま
ったからだ。ある企業経営者は首を吊り、リストラされたある人は引きこもり精神疾患を抱え、各分野は継承者不足に危機感を抱くまで衰退してしまった。
平時でも出し渋り、「有事においてでさえも」出し渋る理由は、財務省プロパガンダを御用学者がメディアを使い垂れ流しているからだ。御用学者も、財務省も悪い。財務省を制御できない政府も言わずもがな悪質極まる。