「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第119号「醜悪 国民より派閥と利権」

醜悪 国民より派閥と利権

醜悪 国民より派閥と利権

醜悪 国民より派閥と利権

人命軽視政党に成り下がった自公明

 大型台風10号の影響が懸念される中、消費税10%・コロナウイルスの影響を継続的な公助なしで実質放置したままだ。災害により被災してしまうと、三重の打撃を受けると所もあるだろう。政府は反応するが全く関知していない。
 彼らは口を開けば「全力で」「総合的に勘案し」等というが、勘案されていれば今頃こんな事態にはなっておらず、公助である財政出動で国民・企業・官を守っていないとおかしいのだ。全て助けるどころか、真逆の、全て助けていない。
 「もし何々だったら」は不毛な場合が多いが、経済方面では適切に財政支出することを安倍総理にレクチャーしていた専門家や元内閣参与もいたが、安倍総理は2年目以降はレクチャー通りのことをしなくなった。稲田議員もレクチャーを受けていたが、財政支出どころかその逆の財政規律等と言い、緊縮財政を後押ししている。
 経済専門家は、その都度苦言を呈してきたが、総理も稲田議員も「聞かなかった」のだ。間違いなく経済の建て直しが出来る選択肢があったものを自らの意思で棒に振り続けているのだ。
 コロナ禍でもそうだ。医療現場を厚遇すること、PCR検査の拡充を専門家は早期に提言していたが、やはり政府は棒に振った。全て財政出動という「お金を適切に出さない」ことで、長年の経済停滞をを招き、コロナを収束させられていない。まさに二重打撃に加え、災害で三重打撃なのだ。聞くべき人の話を聞かない、聞いても財務省に忖度するのか、予算をつけようとしない異常なことが起きている。

 

堂々と嘘をつく政治家

 消費税を減税、あるいは廃止を問うと、消費税の徴収分は「教育無償化」「社会保障」に使っていると言う。国民はこういった嘘にずっと騙されて来た。事実、消費税は「借款(政府の借金返済)」に使われており、総裁候補である菅官房長官は嘘をついたことになる。
 日本やアメリカは自国通貨建てで国債発行しているため、税収の増減に関わらず政府は支出してきた。つまり、税は経済全体の調整するために徴収しているのであって、政府の財政出動とは無関係なのだ(税は財源にあらず)。社会保障も、教育にも政府は税収に左右されず支払うことが可能なのだ。
 実際、自民党は消費税を社会保障に全額充てるといった印象を含ませたポスターまで出しているが、蓋を開けて見れば消費税の8割は借款に充てられていた。
 嘘も方便という言葉があるが、政治家が正々堂々と嘘をつくようになっていることは憂慮すべき危険な事態だ。これで法に問われない法治国家があろうか。上がこうでは下に示しがつかないではないか。
 何よりも政治家が嘘をつくことによって、国民・国家が毀損されていることは事実であり、外国であればとっくに暴動が起きているレベルだ。

独立の気力なき者は必ず人に依頼す、人に依頼する者は必ず人を恐る、人を恐るる者は必ず人にへつらうものなり。
福沢諭吉

 今の与党はどうだ。政治生命と利権確保のために動く政治屋が内閣に占めているのではないのか。日和見議員、公明党はどうだ。国民を守る気はないのか。