「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第170号「財政破綻論の大敗北」

財政破綻論の大敗北

財政破綻論の大敗北

財政破綻論の大敗北

経済御用学者、財務省の醜悪さ

 各新聞社に掲載される経済の内容は、財務省から情報を得たものを味付けして掲載しているようだ。各社ともに結論が同じになる。例えば、「財政規律」「財政健全化」「放漫財政」「将来世代のツケ」「国の借金が膨らむ」、このようなキーワードを記事に入れ込み、ネガティブな結論に導くという具合だ。
 このような結論ありきの記事は、国民を洗脳状態にさせているため相当に罪深い。池上彰氏の経済における言動もに然り。
 慶應義塾大学経済学部教授の土居丈朗氏は、医療インフラ削減を提言した人物だが、この有事にそのツケが出てしまった。これも全て「財政規律」に基づいており、削ってはいけないものをもっともらしい理屈をつけて無駄と言って削っているのだ。
 仕事や遊びでも、余裕のある方が捗る。余裕という無駄を勘案しておくことは、基本中の基本だろう。無駄を削ると言っている政党がいれば、それは財務省への媚売りに他ならない。
 普段から使う道路は、昔は幅が狭いところや舗装されず砂利道が当たり前のところが多くあった。きれいに舗装された道路は公共工事により実現してきたのだ。ところが、無駄を削れの大合唱で公共工事は減らされ、公務員数も削減される始末。それが原因で、道路の白線が消えかかっているところが目立ち、橋やトンネルの経年劣化で危険な状態にある。災害時でも活躍した建設業界は、その技術と継承は未来永劫必要なのだ。彼らのおかげで不自由なく生活できて来たことに思いを馳せられない無能な政治家達は、財務省の予算削減の甘言にころっと騙され、なくてはならないものを削減し続けている。
 肝心な基礎工事に予算をかけず、鉄筋を少なくしたり、セメントを水で薄めて「見てくれ」さえ良ければそれで万事OKという馬鹿なことを思いつくのが、今の自民党トップなのだ。
 基礎工事は土台であり、強固にしておかなければ倒壊するのは早くなることは火を見るより明らか。予算をケチるということは、それだけどこかを犠牲にしているということだ。平時からの余裕は、土台の基礎がしっかりしているから成り立つのであり、馬鹿の一つ覚えのように、無駄を削れやら、身を切る改革と言う政党の無責任さは犯罪級の大馬鹿者だ。

 

政府支出増加

 コロナウイルス到来により、政府の支出は東日本大震災時の3倍になった。しかし、御用学者達の言う財政破綻する気配が一切ないのだ。彼らがどれだけ理屈をつけて破綻する!破綻する!と言おうと、破綻しないものはしないのだ。なぜならば、彼らの理屈は嘘に基づいているからである。
 彼らは破綻する!と言って煽り、国の借金がー!これ以上は危険だ!将来世代のツケが!と言って憚らないが、現実の前に全否定されたのだ。しかし、彼らはプライドだけは一丁前に高く、それを認めない。数十年もこのような煽りをしてきた彼らは断罪されて然るべきではないのか。東日本大震災時でも、政府は青天井で復興のために支出できたのだから。それを嘘に基づいてを抑制させてきたのが、財務省だったり御用学者達だ。
 国民がどれだけ苦しんでいようとも、日本にとって必要な技術が継承されなくなろうとも、彼らにとっては「財政規律」が大事なのだ。万死に値する。