「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第203号「下落止まらぬ賃金」

下落止まらぬ賃金

下落止まらぬ賃金

下落止まらぬ賃金

橋本龍太郎元首相の謝罪虚しく

 私は1997年から98年にかけて緊縮財政をやり、国民に迷惑をかけた。私の友人も自殺した。本当に申し訳なかった。国民に深くお詫びしたい
 こう謝罪したのは、故橋本龍太郎総理大臣。

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グラフを見ても分かる通り、実質賃金は消費税5%から今日に至るまで下落し続けている。橋本元総理は、己の失政により亡くなる直前まで悔いていたそうだ。 ところがどうだ。現在の自公明政権もさることながら、民主党野田政権時に三党合意する始末。消費税や財政支出の削減は緊縮財政だ。
 大馬鹿者の政治家のせいで、日本は停滞と衰退を繰り返し、グローバリストの規制緩和まで許してきた。橋本氏の謝罪と後悔を生かさなかったのだ。
 驚くべきことに、一部財政学者や経済学者は増税すべきと主張する。彼らには人の命の大切さは分からないのであろうか。
 お金は生活していく上で必要だ。それがギリギリであれば余裕もなく、ただただ労働、ただ支払いするだけの人生に疑問を抱くであろう。そして、自殺者は追い詰められる人が理性が働かくなりしてしまうものだが、実質賃金の下落はこのような人を増やしてしまうのだ。
 貧困者に清貧を求める者は、今すぐ自ら実践してみせると良い。全く同じ環境、同じ待遇や境遇を受けて耐えられるかやってみるといい。

 中小企業再編でも、苦しむ人は増えるだろう。恐ろしい者たちが政権に君臨している。