経済同好会新聞 第352号 「経済はおもしろい」お笑い回
経済はおもしろい
だって人間だもの、失敗の連続さ
やぁ、みんな。家計のやりくり大変だって人いるんじゃない?ようし、それならばこうしよう。国家財政と家計を混同している財務官僚に家計の面倒を見てもらおう。きっと彼らは国家財政みたいに収支を均衡させろって言ってくるから、その時はこう言うんだ。「国民に通貨発行する能力はありません」ってね。それと、この国は管理通貨制度なのにどうして金本位制みたいに財政を均衡させる必要があるんですか?とすかさず聞いてみて。彼らはきっとこう思うだろう。「矢野のやつめ、どうしてくれるんだ」ってね。
経済についてよく知りたいって?あぁ、それでは本屋かアマゾンで背表紙やカバーの方がよく出来ているものを選ぶといい。中身は保証しないけどね。特に、いつか財政破綻するとか、ハイパーインフレになるっていうくだりがあるやつが最高だね。何十年経っても彼らの願望は実現しないんだから、ノストラダムスの大予言みたいでいい。あ、だけど、ノストラダムスの大予言の著者は謝罪して撤回しているから、責任はとっているんだ。それで思い出したけど、ダメダメな経済政策で政治家が責任を回避するために、「責任を果たしている」と言うくらいに分かりやすく酷い例が「経済は回復基調にある」って台詞。これ用意された台詞だからね。最悪な状況に陥って、これがマイナス10だとする。それがマイナス9になっても回復したと言えるからね、こんなことを平気で数十年もやってきたのがこの国ってわけさ。前置きはこのくらいにして、次いってみよう!
税金の会話
消費税「ワイは庶民の購買力を減らして、企業をゾンビみたいにさせてM&Aやる連中に感謝されましてね」
法人税減税「ワタクシは労働者には恨まれたけど、利益を多く生みだして資本家に感謝されましたな」
人頭税化「ワシは暴君を輩出させてきたぞ」
累進課税「私は国民の負担を減らしました…」
そこじゃない
こども食堂に通う子供が不憫だ。親もワーキングプアで心労も多かろう。私は政府に掛け合い、根本的解決のために財政出動を要求した。再びどうなったか見て見ると、こども食堂がこぎれいになっただけであった。
名言なるか
米国の作家、マーク・トウェインが言いそうなことを言ってみるぞ。
わが国には、言葉では言い表せぬほど尊い宝物が三つある。それは、管理通貨制度における通貨発行と思いやりとその両者を決して使おうとしない慎重さだ。
どうだい。次は米国の映画監督、ウディ・アレンが言いそうなこと。
もし神様を笑わせたいのなら、国の借金を返したいんですがって神様に話してごらんなさい。
最後は米国の詩人、ロバート・フロストが言いそうなこと。
政治が出来るくせにやらない政治家よりも忌々しいものがひとつある。それは、政治ができないくせに政治をする政治家である。
tasan様
政治家さんに聞いてみたいこと
政治家さんに聞いてみたいこと。
— tasan@所得倍増計画をもう一度 (@tasan_121) January 12, 2022
・コロナ前の20年、国家予算の増加率、世界最低ですが、どう思いますか?通常予算、2割増やしても、ワースト2、ワースト5のドイツで4割増です。
・若者の8割がお金がなくて出産できないと回答したアンケートが内閣府に掲載されています。
どう思いますか?