「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第408号 「自公、税収増に歓喜」

自公、税収増に歓喜

自公、税収増に歓喜

自公、税収増に歓喜

危険思想極まる自公明政権

 消費増税10%、コロナ禍、戦争の最中に税収が増えたと喜ぶ不届き者の政治家がいる。不況時に税収が増えるということは、それだけ国民は税負担を強いられていることに他ならず、政府は強制的な徴税をいかんなく発揮している。
 不況時というのは国民は疲弊するため、税収は減らさないといけない。国民の税負担を軽くし、個人的な家計、引いては国家全体の経済を立て直してやるのだ。この基礎を理解していれば、現状を見て困窮者から低所得者が不幸に遭遇している最中に税金をむしり取り、税収が増えた等と喜ぶ政治家は万死に値する。
 経済というお金が全てになってしまうと、立ちどころに詰んでしまう人達が出てしまうため、税制は非常に重要な位置付けになる。貧困からの解放は税制によって行われるのであり、それが自動安定化装置が組み込まれた累進性のある税金でなければならない。再三述べてきたが、消費税は逆累進性のある税金であり自動安定化装置を破壊するものだ。わざわざ貧困層を生み出していると言っても過言ではない。ネルソン・マンデラ曰く、

 

 貧困の克服は慈善事業ではなく、正義の行いである。

 

 我が国はワーキングプアを生み出す構造改革をし、国民から経済的自由を奪うことをしている自覚が一切ない。

 

税制から 目を逸らすな

 以前から述べているが、税制は財政政策である、この税制がしっかりしていれば格差拡大を防ぎ、低所得層にも経済的自由を与えられる。以前はまだこのような知恵を働かせていたが、この数十年でこの知見をぶっ壊してしまった。税制いかんによって社会が決定さえることを思えば、これは正義の行いをしているか、道理に沿ったものであるかになってくる。なぜならば、経済的弱者や社会的弱者に対して自己責任だとか努力不足等と言い、切り捨てようとする頭のおかしい者が一定数いるからだ。それが政治家にまで及ぶと恐ろしいが、この不況時に税収が増えたと喜ぶ政治家を見れば、天然なのか故意なのか定かではないが、結果として同様である。
 現在のような税制によって格差拡大社会を容認し、弱者はとことん弱者のまま困窮させ税負担も背負わせる市場競争や株主至上主義にするのか、あるいは、そのような格差拡大と救われない貧困層を中間層まで押し上げてやる近代税制を以前のように採用するかは国民全体が問われている。近代税制とは市場競争によって優劣が決定され、これによって経済的弱者を生む矛盾を解決されるものでなければならない。
 応能負担の原則を理解していれば、税制は必然的に貧困の解消と格差拡大を是正するものとなるのだ。自公明与党は格差是正をすると言っていたこともあったが、その真逆を行っている。
 税制による格差拡大要因は何か。・消費増税法人税減税・所得税減税(累進) これらを一向に是正しない。再度、税制は財政政策であり、ただ税率が変わっただとか、税項目が増えたような軽いものではない。労働賃金の分配や国民の社会的な生活に多大な影響を与えているのだ。このような地味な政策こそ土台である。

 

 

 

 

 

 

ツェリ子様
予算削減の弊害