「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第421号 「危険 維新という政党」

危険 維新という政党

危険 維新という政党

危険 維新という政党

カルト問題と同列に扱え!!

 小泉フィーバーの裏には竹中平蔵あり。この男のことは特集しているが、彼はたった一人で「政商」として知恵を絞ってきたわけではない。維新の公約を書いたのは竹中平蔵氏だが、維新フィーバーのお膳立てをしたのも彼だろう。小泉政権時とやり口が酷似しているとの声はよく聞かれる。まず、メディアを利用し政治家をアイドル化、そうしておいてヨイショして持ち上げるようにして「善意ある者」として広めていく。こうすることで出てくる政策は良い物だと錯覚させられる。
 郵政民営化は小泉と竹中の印象は強いが、知恵をつけていたのは高橋洋一氏だ。維新の後ろには彼もまた知恵者として存在している。竹中平蔵高橋洋一は切っても切れない関係であることは、一部の間でも有名な話なのだ。
 カルト問題で自民党大バッシングの様相であるが、維新はそこまで批判されていない。かねてより、維新は自民党衛星政党だと指摘がなされており、菅義偉前総理と吉村・松井の懇意がそれを物語る。高橋洋一氏も菅内閣ではブレーンだったこともあり、コネと言うべきか癒着ぶりが窺がえる。カルトと無関係ではない政党に竹中平蔵高橋洋一がつながっていることは、相当警戒すべきことだろうことはつながりを見れば素人でも分かりそうなものだ。

 

竹中平蔵の変節

 某テレビ番組で竹中は「均衡財政は誤りであった」と語ったが、お金が必要なのだろう。政府の財政出動で国民に恩恵を受けさせることなく、特定企業や資本家に恩恵が届くように構造を変えてきた彼は、機が熟したとばかりに財政出動に肯定的になったと見るべきだ。どういうことか。消費税増税で国民を貧困化し、法人税減税で特定企業と資本家が潤う仕組みはこれで整ったということだろう。
 国民の貧困化は「否応でも働かざるを得ない心理」に陥りさせ、低賃金でも働くようになる。人件費を削減したい上場企業にとって派遣企業はありがたい存在であるが、低賃金で働かされる人達にとっては不幸だ。このまま財政出動すると特定企業は潤い、寡占化が進むことは間違いない。国民の所得は一向に上がらないどころか、下がるリスクの方が大きくなる。寡占化については当新聞第418号をご参照いただきたい。
 寡占化で起きることは、一部の社員のみそこそこの給料を貰えるところ。その他は低賃金労働者となり、労働対価より低い賃金で働かされ、いわゆる搾取される層となるだろう。こうなっては社会そのものが揺るがされ、治安悪化や自殺者も増えることは容易に予想される。既にそうなってきた側面があり、自国民も外国人労働者も雇用の調整弁となっている。
 我が国の経済政策の脆弱さは、自民党小泉政権で明確化し、そこには竹中平蔵高橋洋一が存在していたことは追及しなければならない。加え、彼らは維新と関わりがあるため、最大限に警戒と調査は必要だ。三浦瑠璃氏も彼らとは無関係ではないことは既に分かっている。それは外国人雇用協議会に顔を揃えていることからも、公になっていることである。ちなみに、外国人雇用協議会の連絡先は政策工房だ。
 メディアも罪深い。橋下徹氏は維新、三浦瑠璃氏はつながりがあり、この者達をあたかも知識人であるかのように出演させ、ステルスマーケットのごとく持ち上げた。誰が得をするかは言うまでもないだろう。

 

 


 

ツェリ子様
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