「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第492号 「嘘つきが支持される国」

嘘つきが支持される国

嘘つきが支持される国

嘘つきが支持される国

学ばずいれば嘘つきに騙される

 選挙時の言動と当選後の言動が不一致な政治家、数々の「嘘」がまかり通って久しい。統計の不正や公文書の改竄、賄賂疑惑や統一教会絡み等々、腐敗が進行する我が国。目に余る酷さは、大衆扇動で愛国心を煽り、国民は扇動されているとは知らず鵜呑みにするところ。扇動者がナントカ大学の教授の肩書を持っていたり、なんらかの肩書きを持つ者がほとんである。これは権威に流される国民性を利用しており、悪質さはかなりのものだ。ジョージ・ワシントン曰く、

 

 偽りの愛国心で人を欺く行為に用心しなさい。

 

 愛国心を不必要に掻き立てようとする者がいれば、それは利益誘導のために大衆扇動が行われていると警戒せねばならぬ。彼らは権威と詭弁で信じさせようとする。当然のことながら前提が嘘であるため、時間の経過と共にボロが出る。ボロが出ても詭弁で問題を誰かのせいにして覆い隠すこともやっており、嘘をつくことに躊躇がない。これが詐欺師のように常態化している。孔子曰く、

 

 昔の人の口が重いのは、達成できない自分を恥ずかしく思ったからだ

 

 統一教会と関わる政治家、財団系とつながりのある政治家や扇動の仲間に加わる複数のナントカ学者の地に足つかない言葉の軽さは、現実から学んでいる者や論語を学び腑に落とした者であれば容易に見抜いているだろう。言行不一致な政治家がよくやることを孔子は既に示唆していた。次の通り。

 

 言葉が巧みで、愛想よく振る舞う。こんなことをするのは、真心が足りないからだ

 

分断と対立

 我が国は無暗矢鱈に国民負担を増やし、政商共に莫大な中抜きを許している。その様は亡国さながらだ。悪政により生じた社会問題は、国民を分断させることによって目を背けさせる。鬼畜の所業としか言いようがない。孔子曰く、

 

 道義に反して利益を追わない。

 

 煽ることで国民同士を対立させ、分断を起こした裏で利益を貪る。このような道義に反するやり方は、国民全体の権益を明け渡し、その権益を一握りの者に移転しようと画策しているからなのだ。これを知られれば批判の的になることは必至。そのため、正当性を得るために仮想敵を作り、我こそは正義といわんばかり相手を攻撃する。それに乗ってしまう国民と乗らない国民とで対立するのだ。存在し得ない敵をこしらえ、対立させる不毛さを理解しなければ、構造改革派は安泰だろう。彼らの常套手段なのだから。
 現在では若者対高齢者の世代間の対立を煽る愚か者が出ているが、この者達は意図してやっているのだ。
 気付いている人も多いが、「何々と戦っているんだ!」というのも、煽りの一種で常套手段。背景に何があるかを見る癖をつけるようにしておけば騙されることはないだろう。むしろ、その背景にある「本音」を探られて困るのは彼ら扇動者なのだ。つぶさに見ていると良い。彼らは自分を棚上げすることを平気でやり人のせいにする二重基準は当たり前。こんな粗雑で独善的な者を信用して支持してはならない。