「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第512号 「振り回される国民」

振り回される国民

振り回される国民

振り回される国民

頭の理解だけで社会は理解できぬ

 もう耳にタコができるほど述べているが、我が国の経済は三十年あまり停滞している。消費増税社会保険料の増額、疫病や戦争の最中でさえ増税しようと画策する政府。国民があって国家が成り立っていることを考えれば、まずは土台となる国民の負担を減らすことをやらなければ政治として筋が通らない。
 驚くべきことは、ずっと「財政健全化」等と国民を自縄自縛に陥らせるところ。やってる感を出すために政府支出を嵩上げして誤魔化したことも記憶に新しいが、我が国の政治は腐りきっている。何が何でも日本経済を浮上させることや安定化させることをしない。国民の負担を増やしながらいかなる理由で経済を浮上させられるのか。順序が全く分かっていないではないか。三十年経ってこれとは、つくづく無能が有識者ぶっているか分かろうというもの。これは学問以前の話なのだ。この者達は「知識に使われている」故に間違う。あるいは「誰かの指示で恣意的な政策に加担している」かのいづれかであろう。統一教会とつながりのある政治家や地方議員も明らかになっていても、辞任も説明責任も果たさない情けない者にだらだら政治をやらせるべきではない。ケジメをつけさせよ。我が国はいつから腐敗に寛容な国になったのだ。

 

恣意的な政治

 我が国の長期に渡る低金利政策が続くのなぜか。それは先述しているが長期に渡って停滞してきたからだ。経済成長して来なかった証左でもある。構造改革路線を継承し、国家の土台に必要な予算を削減してきたことも我が国の没落と無関係ではない。むしろ、臨時行政調査会はこの事実を棚上げしてきたのではなかったのか。それを財政健全化等とずっとやってきた結果、低金利を維持する他なくなっているのだ。これを四半世紀もやれば企業の体力も落ちようというもの。低金利でさえ企業は投資できなくなるような政治をやってきたのは我が国だ。こうやって大企業の寡占化に誘導していると邪推されても文句は言えまい。中小零細が弱れば、そこで働く労働者への分配も弱まる。その上で負担増だ。💢