「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

ケイドウ006 ディマンドプルインフレ ってなーに?

ディマンドプルインフレ ってなーに?

ディマンドプルインフレ ってなーに?

ディマンドプルインフレってなーに?

ふつうのインフレとどう違うの?
経済用語って難しい でも、ちょっと知ってみると意味が分かって、なるほどと思える!

 肝はインフレギャップ

 

インフレギャップが起きる時ってあるんです。

 

Q 日本の高度経済成長時代はディマンドプルインフレのように思うのですがいかがでしょうか?

A 賃上げが起きると、経営者は賃金が増えた分を価格に添加するので、コストプッシュにより物価が上昇します。それはディマンドプルインフレではないでしょう。
 もちろん、賃金が上がる分有効需要が増加して値段が増える(ディマンドプルインフレ)と考えるのはある種自然だと思います。しかし現代社会においては需要があるならば企業は投資を行って生産能力を高めて対応するので、需要超過によるインフレは起きにくいと共に、生産拡大に伴い規模の経済性によりコストが低減され、価格上昇が抑えられます。ディマンドプルインフレというのは、インフレギャップがある時に起きるものです。それはいつ起きるのかと言えば、生産能力が有効需要に対して追いつかない場合
 現代社会では工業製品やサービスは儲かるなら企業家がどんどん投資して提供しますから、インフレギャップはそうそう起きません。市場原理による価格の上下というもの自体、一期しか取れない農作物を市場を通じて取引していた中世の理論であると感じますね。

 

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