「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

経済同好会新聞 第17号 「虚偽 景気緩やかに回復」

虚偽 景気緩やかに回復

虚偽 景気緩やかに回復

政権維持に腐心 日本経済に大ダメージ

 グラフでは2014年4月の消費税8%時に大幅に下落し、2019年10月の消費税10%時も同様大幅に下落。いづれも安倍政権時のもの。増税すると下落することは容易に誰でも予測が可能だと、グラフからも現実からも示されている。

日本の四半期別鉱工業生産指数

日本の四半期別鉱工業生産指数

 消費増税の影響を頑なに認めない安倍政権と経団連。メディアが提灯持ちの記事を掲載する等、現実に対する認識を歪ませ、国民・国家の被害は拡大していく。数々の企業倒産は増税の影響であり、「景気緩やかに回復」は虚偽であることは明らか。データと現実は虚偽を簡単に見破る。

 

企業燃料切れ続出

 経団連は自らの首を絞めていることに無自覚なのだろうか。国民は労働者であり消費者である。その国民を痛めつける消費税で物が買われなくなれば、企業の存続は困難になることは自明ではないか。
 安倍内閣の政権維持、経団連の消費増税の提言。両者は日本経済に大ダメージを与え国民を毀損させている。
 根本原因は政府支出の削減であることは明らかだが、現実を見ない政治家や御用学者は揃って国民・国家の毀損に貢献しているも同然だ。
 利己主義者の「今だけ、金だけ、自分だけ」が国民を駆逐している。

 

参考:第1~第4四半期の時期とは

第1四半期 4~6月
第2四半期 7~9月
第3四半期 10~12月
第4四半期 1~3月