「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

2022-01-01から1年間の記事一覧

経済同好会新聞 第401号 「インフレの目的化?」

インフレの目的化? インフレの目的化? 経済の安定と雇用の安定を インフレと国債発行残高は無関係であるが、政府が予算を決定するためにインフレ率2%前提にいくらまで支出できるとするのは矛盾している。政府の支出額とインフレ率をひも付ける意味がない…

経済同好会新聞 第400号 「本末転倒を憂う」

本末転倒を憂う 本末転倒を憂う 脆弱な土俵に乗ることは矛盾を生む 以前、とある大学教授が消費税の負担分を政府支出で軽減すべきだと譲歩案らしきことを述べていた。税負担させつつ、その負担を減らすというのは矛盾しているではないか。負担を相殺させると…

経済同好会新聞 第399号 「消費税は真実を隠す」

消費税は真実を隠す 消費税は真実を隠す 統計データの悪用と消費税 インフレの誤解は当新聞第397号で述べたが、更に踏み込んでみよう。辞書に書いてある定義にしたがえば現在はインフレである。インフレかつ不況ということであれば、デフレ不況とするのは…

経済同好会新聞 第398号 「政府支出で家計は潤うか」

政府支出で家計は潤うか 政府支出で家計は潤うか 分配と自動安定化装置の機能不全 経済について誤解があると言えば、政府が財政出動すると家計が潤う話。確かに、安倍政権時に特別定額給付金が直接家計に支給された際には家計は潤う。しかし、上場企業が内部…

経済同好会新聞 第397号 「インフレの誤解」

インフレの誤解 インフレの誤解 状況を把握して言葉に惑わされない インフレ率を2%に達成する話は、経済を知る人であればよく聞くのではないか。以前の記事でも触れたことはあるが、改めて取り上げてみよう。まず、インフレはあくまで結果であり、目指すも…

経済同好会新聞 第396号 「構造改革は悪だった」

構造改革は悪だった 構造改革は悪だった 後世まで言い伝える必要のあること 我が国はバブル崩壊(1991年3月~1993年10月)を経ているが、実は1996年頃まで経済成長していた。好景気だった頃、世界で成功モデルと言われた日本は、人材投資、設…

経済同好会新聞 第395号 「衝撃 経済のトレンド」

衝撃 経済のトレンド 衝撃 経済のトレンド 賃金が上昇しない理由とは 我が国には不可思議なことが起きている。経済はこの数十年の長期停滞とこの数年におけるコロナ禍において、上場企業が「最高益を更新」と華々しいタイトルが紙面に飾られる。このことに違…

経済同好会新聞 第394号 「将来世代のためとは」

将来世代のためとは 将来世代のためとは よくよく塩梅を見て政治をせよ 口だけは立派なことを言うし、大風呂敷を広げてもすぐにトーンダウンする。そして「いつもの新自由主義的政策」に邁進する。自公明与党は政商を抱え、ビジネス屋の要望はすぐに政策に組…

経済同好会新聞 第393号 「忘れ去られる信頼関係」

忘れ去れる信頼関係 忘れ去られる信頼関係 お金に振り回される国民 我が国の政治は長期停滞を数十年単位でやらかしていようと、その原因を追究することなく構造改革という言葉に逃げている。原因を追究したならば、構造改革がそのものが問題であることが判明…

経済同好会新聞 第392号 「文化の毀損は国家の没落」

文化の毀損は国家の没落 文化の毀損は国家の没落 修正資本主義の道を閉ざされた理由 他の記事でも述べてきたが、我が国が修正資本主義の道を歩んでおり、日本型経営システムによってジャパン・アズ・ナンバーワンというくすぐったくも名誉な評価をいただいて…

経済同好会新聞 第391号 「思想は人々を振り回す」

思想は人々を振り回す 思想は人々を振り回す 市場原理主義という悪夢 米国は金融市場の自由化によって、資本の移動を活発化させてきた。これはグローバリズムという思想形態を利用したものであるが、シカゴ学派の市場主義経済学も組み入れられている。前号で…

経済同好会新聞 第390号 「そもそも経済学とは」

そもそも経済学とは そもそも経済学とは 経済学は社会を良くするのか? 現在、主流派である経済学はシカゴ学派の市場主義経済学であるが、これが教科書化している。市場主義は人を合理的な存在だと仮定しているため、自由で開かれた市場競争さえしていれば、…

経済同好会新聞 第389号 「分別がつかない人達」

分別がつかない人達 分別がつかない人達 競争原理を持ち込む腹黒さ 分野によっては市場で競争することはあっていい。効率性が人々の生活を便利にした事実は認めなければならない。しかし、人々の生命に関わる水道や電気のような必需品や、大多数が密着するイ…

経済同好会新聞 第388号 「お馬鹿回 ふざけて知る経済」

お馬鹿回 ふざけて知る経済 お馬鹿回 ふざけて知る経済 だって、ケダモノだもの やぁ、みんな!国の借金で将来世代を憂いているかい!とかなんとか言いながら、財政破綻なかなかしないなあって何十年も思ってきたんじゃない?財政破綻より先に、国民生活が破…

経済同好会新聞 第387号 「構造改革は地獄への道」

構造改革は地獄への道 構造改革は地獄への道 騙すことに罪悪を感じない人がいる事実 前号に引き続き、構造改革の問題を取り上げていこう。物やサービスが市場で売られる時、その前段階で生産する必要がある。生産には必要な要素というものがあり、その要素と…

経済同好会新聞 第386号 「現実とは生き物である」

現実とは生き物である 現実とは生き物である マニュアル化された経済学 人は様々な考えがあり、感情で動く生き物でもある。ニーチェ曰く、 人間は行動を約束することはできるが、感情は約束できない。思うに、感情は気まぐれだからである。 経済学の教科書を…

経済同好会新聞 第385号 「日本凋落のサイン」

日本凋落のサイン 日本凋落のサイン 研究されていた日本の好景気 1980年代の後半、我が国は飛ぶ鳥落とす勢いで経済成長を遂げていた。世界中のマーケットを取るのではないかと評されていたほどで、アメリカの社会学者であるエズラ・ヴォーゲルは、「ジャ…

経済同好会新聞 第384号 「努力不足」の危うさ

「努力不足」の危うさ 「努力不足」の危うさ 言葉を方便にすることなかれ やぁ、そこの君!誰かに自己責任だ!努力不足だ!って言ってないかい?そんな君にはこれ! 心頭滅却すれば火もまた涼し これは戦国時代の僧侶・快川の言葉なんだ。これが出来れば大し…

経済同好会新聞 第383号 「見捨てられる日本国民」

見捨てられる日本国民 見捨てられる日本国民 繰り返されるスタグフレーション 我が国の経済状況は1970年代のオイルショックと同じくする、スタグフレーション。スタグフレーションとは、経済活動の停滞と物価の上昇が伴う現象だ。当時の我が国はスタグフ…

経済同好会新聞 第382号 「現実を見るということ」

現実を見るということ 現実を見るということ 花に感動した老人の話 現実を見るとは、そのものをストレートに理解することである。咀嚼することだ。ある老人が、「私はこの歳になってはじめて花というものを理解した」というのだ。咀嚼するとは、花の名称や構…

経済同好会新聞 第381号 「見抜かれた政治家の言葉」

見抜かれた政治家の言葉 見抜かれた政治家の言葉 政治はこう見られている やぁ、みんな!今日も懲りずに出てきたよ!朝から牛乳オイラは健康ってね!あはははははぁ~ぁ…。お待ちどうさまぁ。そうです皆様お待ちかね、じゃっかじゃーん!今日の俺ちゃんは一…

経済同好会新聞 第380号 「経済に関わると実は面白い」

経済に関わると実は面白い 経済に関わると実は面白い ダメな政策ばかり考えるおじさん達 やぁ!みんな!うちも放漫財政してみたいもんだ!って思ってないかい?政治がなんだ、政策工房がなんだ!おじさん達が腕組んで、一生懸命考えて。出て来た政策、どれも…

経済同好会新聞 第379号 「増税早く、減税なし」で一句

「増税早く、減税なし」で一句 「増税早く、減税なし」で一句 病的なまでに減税しない日本政府 1104@勉強中モノはたけえ税金たけえ金はねえ マコ(真コ)ちゃんx22x0建前は国民のため本音制裁 碇野(いかりの)日本人セルフ絶滅計画発動中である。 令和ピボ…

経済同好会新聞 第378号 あいうえお作文「なかぬき」

あいうえお作文「なかぬき」 あいうえお作文「なかぬき」 中抜き屋はこう見られている!? 粉を掛ける中年な】何もせんでも。か】勝手にチャリンチャリン。ぬ】塗り隠す嘲笑。き】既得権益美味しいです。 マコ(真コ)ちゃんx22x0な】ならず者か】金のにおいを…

経済同好会新聞 第377号 「従順になり過ぎた国民」

従順になり過ぎた国民 従順になり過ぎた国民 財政赤字、十把一絡げ 我が国には非常に多くの諺(ことわざ)がある。教訓としての諺も多く存在し、我々の至らぬ姿勢を正してくれるものだ。副題の「十把一絡げ」も諺だが、意味は【いろいろな種類のものを、区別…

経済同好会新聞 第376号 「日本経済の凹凸」

日本経済の凹凸 日本経済の凹凸 昭和と平成の言葉 やぁ、みんな!緊縮してるかい!そうだよね、給料上がらないし物価上がってさんざんだから緊縮してるよね!それでさ、昭和の好景気を経験してきた人達が政治家にいるわけじゃない?この経験をどの世代にも味…

経済同好会新聞 第375号 「本当に恐れるべきこと」

本当に恐れるべきこと 本当に恐れるべきこと 繰り返される本末転倒 毎年のように国の借金、放漫財政という文字は大手新聞社の見出しに踊るが、政府を利用して中抜きしているパソナや電通への批判は極めて少ない。これが二重基準であるのは、政府支出が中抜き…

経済同好会新聞 第374号 「懲りない言葉の誤魔化し」

懲りない言葉の誤魔化し 懲りない言葉の誤魔化し 詭弁の横行か?騙される人々 当新聞では累進課税について幾度も触れてきたが、この重要性を認識すべき理由を再度取り上げてみよう。消費税は累進性のない逆累進性と呼ばれており、低所得者に負担の割合が高く…

経済同好会新聞 第373号 「育まれない国家社会」

育まれない国家社会 育まれない国家社会 感性は理性では生まれない 人間がアイデアを出す、あるいは、ひらめきのようなものを得るというのはどういった時なのだろうか。世界の中でも日本という国があり、その中でも都道府県があり、それぞれ市町村がある。各…

経済同好会新聞 第372号 「浮足立つ軽薄さ」

浮足立つ軽薄さ 浮足立つ軽薄さ 国家・国民を毀損する者達 冷戦以降、労働者を守るはずの連合トップがエリートぶるようになった。前号でも「エリート人」を取り上げているが、このような変節は連合にしろ民主党にしろ同様である。守るべき労働者をそっちのけ…