「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

経済同好会新聞 第320号 「家計と財政は異なる」

家計と財政は異なる 家計と財政は異なる 財務省は嘘をつき続けるのか たびたび当新聞で取り上げる財務省の家計と財政の混同ぶり。いわゆる「国の借金」も悪質な世論誘導のプロパガンダであるが、なぜプロパガンダと言えるかは家計と財政を混同しているからで…

経済同好会新聞 第319号 「財政均衡の支持者とは」

財政均衡の支持者とは 財政均衡の支持者とは 国民を不幸にしても優先される規律 先日、財務省の矢野財務次官が雑誌に寄稿したことで炎上したが、音沙汰はないようだ。総裁選候補における公約(口約)が確かなら、日本経済、ひいては国民のためにならない内容…

経済同好会新聞 第318号 「小さな政府論の愚かさ」

小さな政府論の愚かさ 小さな政府論の愚かさ 時流か?思想の退廃か? 小泉・竹中構造改革以降、保守と言われていた人達は小さな政府論に流される現象が起きていた。この姿勢はとても保守とは言い難く、新自由主義に乗っかったにしろ、思想の退廃と見るべきで…

経済同好会新聞 第317号 川柳「利益相反・政商」

川柳「利益相反・政商」 川柳「利益相反・政商」 国民全体の権益を毀損する者達へ 牡蠣食えば、金が無くなる、法隆寺 ESPRIMO 中抜き屋 跋扈し苦しむ 勤めびと ツェリ子 政商の 勉強しましょう 慶応で メロン 更地化や 財政黒字の 夢の跡 koji hasegawa やっ…

経済同好会新聞 第316号 「進歩的知識人の危険さ」

進歩的知識人の危険さ 進歩的知識人の危険さ 自国を貶める人達、売国する人達 岸田新政権により成長戦略会議は廃止されたが、この中には竹中平蔵パソナ会長がいたことは政治ウォッチャーはご存知だろう。野党第一党である立憲民主党は岸田総理に対し、民間議…

経済同好会新聞 第315号 「憑りつかれた財政再建」

憑りつかれた財政再建 憑りつかれた財政再建 プライマリーバランスで偏る富 一部を除く与野党の政治家に共通していることに、財政再建がある。これは当新聞で何度も出て来る言葉「プライマリーバランス黒字化目標」と密接に関わっている。改めて、プライマリ…

経済同好会新聞 第314号 「馬鹿にして衰退する日本」

馬鹿にして衰退する日本 馬鹿にして衰退する日本 新自由主義との決別なるか 前号でも記事にしたが、我が国の実態は衰退と停滞であったこと。小泉政権時代の自民党はメディア戦略もあってか、それを継承する形で第二次安倍政権下では、「保守」と呼ばれる政治…

経済同好会新聞 第313号 「平成の失敗は改革主義」

平成の失敗は改革主義 平成の失敗は改革主義 顧みない都合の良さ、恐ろしさ 当新聞で頻繁に出て来る言葉に、「日本経済は停滞とデフレを繰り返してきた」がある。平成は三十年で幕を閉じたが、まさに停滞と衰退を象徴したものではなかったか。これだけの長期…

経済同好会新聞 第312号 「労働分配率を上げよ」

労働分配率を上げよ 労働分配率を上げよ 生産性向上の意味するところ この数十年で我が国は、短期成果を求める市場原理主義のような思考をする者が非常に増えた。構造改革こそが生産性を上げるために必須であると言わんばかりであるが、この場合の生産性向上…

経済同好会新聞 第311号 「均衡財政の弊害多く」

均衡財政の弊害多く 均衡財政の弊害多く 未だ金本位制から抜け出ない学者達 経済学と現実とのかい離を説明出来ない経済学者達。国の借金で破綻すると言われて久しいが、その説明は逃げの一手だ。彼らの言い分は、「なんか知らんけど破綻する」レベルのものを…

経済同好会新聞 第310号 「弱者に厳しい制度化」

弱者に厳しい制度化 弱者に厳しい制度化 つじつま合わせ、消費税の害悪 政府はフリーランスを推進しておきながら、ここへ来てまた梯子外しをするようだ。2023年10月より導入予定のインボイス制度だ。インボイス制度とは、年間売上一千万円以下の事業者…

経済同好会新聞 第309号 「資本主義 対 資本主義」

資本主義 対 資本主義 資本主義 対 資本主義 格差是正は多くを潤す 我が国はこの数十年で賃金が下がり、ワーキンブアが増え、菅政権は災禍の最中にあってもオリンピックを開催してしまうほど腐敗してしまった。安倍政権では消費税を二度も上げ、TPPはやら…

経済同好会新聞 第308号 「再び内需を拡大せよ」

再び内需を拡大せよ 再び内需を拡大せよ 身勝手な経団連を分からせたい 自公明政権はなぜか内需の活性化とは真逆の、TPP等のような貿易に力を入れたがる。背景には経団連の要望があり、国内販売より外国に売る方が儲かるからだ。地方では車を一人で二台持…

経済同好会新聞 第307号 「禍根を払拭しない政治」

禍根を払拭しない政治 禍根を払拭しない政治 責任を負わない社会の末路 我々は言葉という道具を使い、物や言葉が示す概念を覚えて日々生活を営んでいる。例えば、りんごは赤い皮で包まれており、中身は少し黄味がかった白っぽい果実で、酸味と甘みのある果物…

経済同好会新聞 第306号 「痛みを知らぬ災い」

痛みを知らぬ災い 痛みを知らぬ災い 喉元過ぎれば熱さを忘れる 消費税は痛みの分かち合いとする財政学者がいかに傲慢であるか、精神論がいつどこでも通用すると考える者がいかに傲慢であるかをひも解いてみたい。まず、人間はみな顔が異なるように、考え方も…

経済同好会新聞 第305号 「全てのネックは財源論」

全てのネックは財源論 全てのネックは財源論 不景気・感染対策は同時に 不景気時の財政政策は、国民の消費性向を上げることでなければならない。政治家は国民が政府を信頼し、消費を増やすことを目的にすべきなのだ。消費の増加は企業の商品が売れ、眠ってい…

経済同好会新聞 第304号 「税制に無頓着な日本」

税制に無頓着な日本 税制に無頓着な日本 低所得者を生み続ける政治の大罪 政府が国民に税金を課す際、所得の高さに応じて税率が上がる「累進課税」と、所得の高低に関わらず一律に課税する「フラット税」がある。そして、国民というだけで一律に課税する「人…

経済同好会新聞 第303号 「過ちと感情の推移」

「過ちと感情の推移」 過ちと感情の推移 騙され続けるのはなぜか 人が数ある中の選択肢の内、なぜか同じものを選び続ける傾向がある。これは自分自身の価値観において、経験から無意識にリスクを回避している他、決めかねている時は従来のものを選んだ方が失…

経済同好会新聞 第302号 「合成の誤謬」再び

「合成の誤謬」再び 「合成の誤謬」再び 政府はお節介上手が望ましい理由 当新聞において「合成の誤謬」は何度か出て来る言葉だが、改めて重要な視点であるため今回も記事にしたい。 合成の誤謬とはミクロの視点では正しいことでも、それが合成されたマクロ…

経済同好会新聞 第301号 「不況時は税収が落ちる」

不況時は税収が落ちる 不況時は税収が落ちる 経済音痴か?否、意図的だ 失われた二十年から既に五年ほど経過し、未だに経済はデフレと停滞。これだけでも異常な上に、昨年のコロナウイルス到来で実体経済は更に悪化した。不況時は減税や財政出動でテコ入れす…

経済同好会新聞 第300号 「平等のようで不公平」

平等のようで不公平 平等のようで不公平 言葉で騙してくる政治家に警鐘 人間社会には健康な人から病弱な人、富裕層から貧困層が存在する。消費税は平等に課税されるから良い税だ!とする「平等」という言葉。よく考えてみれば分かる通り、貧困層に課税されれ…

経済同好会新聞 第299号 「税制の破壊者 竹中平蔵」

税制の破壊者 竹中平蔵 税制の破壊者 竹中平蔵 人頭税の導入を目論む政商達 竹中平蔵パソナ会長は、1998年に発行された「日本の論点99」でこのような記述がある。 戦後日本の極端な累進課税制は“悪しき結果平等”の価値観を普及させたとして、資本・労…

経済同好会新聞 第298号 「なかったことにしよう」

なかったことにしよう なかったことにしよう 奇妙な現実逃避とリセット癖 スポーツでミスをした際、「ドンマイ」とかけ声をかけ、仲間に気持を切り替えさせる。このような前向きな言葉や姿勢は歓迎するものであるが、国家を左右することに対してはどうだろう…

経済同好会新聞 第297号 「余白の美」

「余白の美」 「余白の美」 無駄の削減で国民を追い詰める 下の文章の配置は、Aは違和感がなく、Bは窮屈で違和感がある。 Aは上下左右に余白が設けられており、文字と文字の間、行の間隔も余白があり読みやすい。我々が日頃から目にする文章等は、このよ…

経済同好会新聞 第296号 「財政破綻の定義示さず」

財政破綻の定義示さず 財政破綻の定義示さず 非科学的な経済界隈の言動 壊れたラジオのように出て来ることとして挙げられる「国の借金」、「将来世代のツケ」や「財政破綻」等。これらを用いるメディアや一部影響力のある経済学者は、国民を思考停止させてい…

経済同好会新聞 第295号 「原理原則より利権」

原理原則より利権 原理原則より利権 とどの詰まり、やらかしてしまった コロナ禍で開催されたオリンピック。バブル方式を実践すれば問題ないとしてきたオリンピック委員会。当然のことながら、感染は人の移動で起こるため、当初から絵に描いた餅だと指摘され…

経済同好会新聞 第294号 「不況の国、日本」

「不況の国、日本」 「不況の国、日本」 労働者の犠牲で潤う株主 数十年単位でデフレと停滞を繰り返す我が国。景観は美しいが経済は不況だ。蓋を開けば緊縮財政、構造改革、貿易黒字化政策で内需を破壊し、自公明政権は資本家のために構造を変えていた。その…

経済同好会新聞 第293号 「報われない努力」

報われない努力 報われない努力 為政者の偽善は苛政に 当たり前のように目の前にある道路、受けられる医療。当たり前になり過ぎるとどうなるか。感謝を忘れるのである。目に見える物やサービスは多くの人が携わっており、それら人がいるからこそ生活が成り立…

経済同好会新聞 第292号 「ケインズ政策定着せず」

ケインズ政策定着せず ケインズ政策定着せず 日本、管理通貨制も宝の持ち腐れ 経済成長を遂げてきた昔の日本。まるで、歴史に埋没する勢いであるが、それほど古くはない。 1950年代から1973年のオイルショック前までの我が国は、ケインズ政策を採用…

経済同好会新聞 第291号 「金の亡者と詐欺師」

金の亡者と詐欺師 金の亡者と詐欺師 目的達成のために国民を見捨てる 国の借金で財政破綻する!金利が上昇してハイパーインフレになる!日本財政は不健全だ!この長年に渡って言われ続けて来た言説は何を隠そう、金の亡者達が利用している言葉なのだ。次の通…