「経世済民」同好会  -HatenaBlog支部-

経済とはそもそも略語であり正しくは「経世済民」と言います。それは「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」つまり、民を救うことが含まれます。「経済」とは私たちが救われてこそなのです。 経済成長のために私たちが犠牲を払うことはないのです。そんなことを様々な角度から訴えていこうという有志による同好会です。記事は複数人がそれぞれ好きなように書くスタイルです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

経済同好会新聞 第290号 「努力と根性は続かない」

努力と根性は続かない 努力と根性は続かない 百年不安時代の勘違い 経済政策では消費性向を高めることが必要であり、それをわざわざ抑えることばかりするのが我が国。麻生財務大臣の2000万問題は思いのほか影響が大ききく、貯金しなければ老後を安心して…

経済同好会新聞 第289号 「無茶苦茶な人たち」

無茶苦茶な人たち 無茶苦茶な人たち 金、金、金!利権にカネ! 「東京の感染者数が悪化しても、パラリンピックは安全に開催できます。なぜなら、私たちはパラリンピックのバブルのなかと、その外側の社会で起きたことの間には相関関係が無いと確信しているか…

経済同好会新聞 第288号 「命」の温度差

「命」の温度差 「命」の温度差 安全を重視する者との差異 コロナの収束を見せない日本。一度目の緊急事態宣言があった頃、インフルエンザ死亡の方が多いという言説に対して医療従事者のこの言葉が印象深かった。 「本来はインフルエンザも止めたいとずっと…

経済同好会新聞 第287号 「詐欺師が賞賛される国」

詐欺師が賞賛される国 詐欺師が賞賛される国 国賊が支持される理由 かつてヒトラーは大衆扇動術として、このように述べている。 「敵の悪を拡大して伝え大衆を怒らせろ」 我が国の大衆扇動者は敵として、野党、中・韓や前任だった市長や知事を批判し、攻撃さ…

経済同好会新聞 第286号 「竹中税制・構造改革」

竹中税制・構造改革 竹中税制・構造改革 自民ぶっ壊し、竹中飼う 小泉政権時代の改革者と言えば、経済財政担当大臣だった竹中平蔵氏(現パソナ会長)。三位一体改革に深く関わった人物だ。三位一体とはどのような項目かは次の通り。 一 国庫補助負担金の廃止…

経済同好会新聞 第285号 「現実逃避 藁人形論法」

現実逃避 藁人形論法 現実逃避 藁人形論法 短絡的な脳内願望実現 ストローマンは、議論において、相手の主張を歪めて引用し、その歪められた主張に対して反論するという誤った論法、あるいはその歪められた架空の主張そのものを指す。別名、藁人形論法。 経…

経済同好会新聞 第284号 「安倍、維新は左翼也」

安倍、維新は左翼也 安倍、維新は左翼也 印象だけで生きる人達の脆弱さ 祖先を顧みようとしない人々は、子孫のことも考えまい こう述べたのは保守の父と呼ばれるエドマンド・バーク。左翼は革新的であることから、革新的左翼や左派と呼ばれる。 竹中平蔵パソ…

経済同好会新聞 第283号 「こうして起こるツケ」

こうして起こるツケ こうして起こるツケ グラフを見れば一目瞭然。平成9年の橋本政権から保健所を大きく減らし、その後に続く政権も徐々に減らしていることが分かる。疫病は歴史的に大きな災禍であり、多くが亡くなってきた。無駄の削減等言い、減らしては…

経済同好会新聞 第282号 「エリートの劣等感」

エリートの劣等感 エリートの劣等感 足元ふらふら、米国になびく日本 公用語というものがある。世界は戦争の歴史といっても過言ではなく植民地支配から同じ国の中でも異な った言語を話すこともあるのだ。植民地支配から独立しても、長らく続いた習慣として…

経済同好会新聞 第281号 「恩知らずが招く腐敗」

恩知らずが招く腐敗 恩知らずが招く腐敗 政治が国民を守らなくなった かつて日本は好景気を経験してきたが、その時分には公共投資もしっかり行われてきた。その恩恵を受けて来た政治家達が無駄の削減だとか、財政破綻しない我が国において財政規律だと言い予…

経済同好会新聞 第280号 「未だ復興終わらず」

未だ復興終わらず 未だ復興終わらず 復興五輪とは名ばかりの建前 消費税率を5%にした際、自殺者が増加した経緯がある。当時は故橋本龍太郎総理だったが、亡くなるまで緊縮財政を後悔していたという。この時分から徐々に構造改革路線に転じていくことになる…

経済同好会新聞 第279号 「肥える株主 弱る労働者」

肥える株主 弱る労働者 肥える株主 弱る労働者 貧困化はなるべくしてなった 上グラフで飛びぬけて高い項目がある。配当金だ。これは企業が利益を株主へ配当したものになるが、一方で労働者はどうだろう。項目は平均従業員給与がそうであるが、ほぼ水平に推移…

経済同好会新聞 第278号 「日本 管理通貨制教えず」

日本 管理通貨制教えず 日本 管理通貨制教えず 税は経済の調整弁、財源にあらず 思考実験をしてみよう。政府が無制限にお金を発行したとして、税を徴収しないとどうなるか。消費者側である需要が膨大になり、生産側である供給が追いつかなくなる現象が起こる…

経済同好会新聞 第277号 「論理なき日本政府」

論理なき日本政府 論理なき日本政府 初心忘れべからず コロナ感染リスクがある中でのオリンピック開催には、中止や延期の声も多かったが、つい先日オリンピック開会式を迎え競技もはじまっている。オリンピックは平和の祭典というのは建前であって、パソナや…

経済同好会新聞 第276号 「終わりなき緊縮財政」

終わりなき緊縮財政 終わりなき緊縮財政 経済も安全も放棄した日本 戦後まもなくの日本は、対米従属で国防を米国に委ねる一方で経済には力を入れてきた。この間、GHQとの駆け引きもあったが、国家が富むに至る富国を達成したのだ。冷戦終結後、国防は近年…

経済同好会新聞 第275号 俳句「無駄の削減」

俳句「無駄の削減」 俳句「無駄の削減」 それは本当に無駄なのか必要なことを無駄と言っていないか 人の心に余裕がなければ荒んでしまうように、四角四面でき っちりし過ぎるのも良くない。精密な機械はそれで良いが、人間には体力や集中力に限界があり、そ…

経済同好会新聞 第274号 「下落つづける消費」

下落つづける消費 下落つづける消費 政府救う気なし、緊縮教影響か もはや緊縮財政の布教が、日本経済を蝕んでいるかのようだ。財政破綻のデマで脅し、国の借金デマで将来世代を人質にとる。我が国の言論の自由は 保障されているが、政治家やメディアが流す…

経済同好会新聞 第273号 「麻生大臣の罪は重い」

麻生大臣の罪は重い 麻生大臣の罪は重い 自己責任の日本社会で問われるもの 多岐に渡る税金支払いのため、固定費分は必ず預金している人がほとんどだろう。住民税は給与支払い時に差っ引かれるようになり、ますます手取りが少なく負担が重く感じられるのだ。…

経済同好会新聞 第272号 「近江商人から見る経済」

近江商人から見る経済 近江商人から見る経済 自利利他を成すことにこそ努めよ かつて、渋沢栄一はこのように述べている。 一個人がいかに富んでいても、社会全体が貧乏であったら、その人の幸福は保証されない。その事業 が個人を利するだけでなく、多数社会…

経済同好会新聞 第271号 「古いからダメ論の無責任」

古いからダメ論の無責任 古いからダメ論の無責任 新しいものに飛びついた末路 よく、その考えは古いからダメだよ。このようなことを聞いたことがあるが、実は根拠薄弱だったりする。有名人がそう言うから鵜呑みにしているというものだ。確かに、昔の悪習慣を…

経済同好会新聞 第270号 「要なき知識と言論」

要なき知識と言論 要なき知識と言論 求められる教養とは 浄土を論ずる者常に多けれども、その要を得て直ちに指(おし)うる者あるいはすくなし(親鸞聖人 承安3年~弘長2年 / 1173~1262) 加田岡降昭氏はこれを「仏の教えを論じる人は多いが その要を教え…

経済同好会新聞 第269号 「安定財源は誰のために」

安定財源は誰のために 安定財源は誰のために 景気 安定させるべきものとは この数十年、経済停滞とデフレを繰り返してきた日本。停滞とデフレは経済の病気であって、手当てをしながら回復させ元気にすることが必要だ。当新聞で何度も書いてきたことだが、日…

経済同好会新聞 第268号 「災害 脆弱になった日本」

災害 脆弱になった日本 災害 脆弱になった日本 出すべきところに出さない予算 先日起きた熱海市の土砂災害による被害。我が国は災害大国であることを認識していないのか、毎年のように起こる災害に対して無防備に過ぎるのではないか。国土を強靭化することで…

経済同好会新聞 第267号 「何者かが恐れるインフレ」

何者かが恐れるインフレ 何者かが恐れるインフレ 経済停滞は意図的に行われていた 生活がある以上、全ての国民は消費活動をする。貧困層は所得が低いため貯蓄ができず、出て行くお金が多い。中間層は余裕のある部類ではあるが、税負担が年々増えているために…

経済同好会新聞 第266号 「国家資産売却の愚」

国家資産売却の愚 国家資産売却の愚 国民の資産を売ろうとする人達 我々が生活する上で当然のように存在する道路や水道。多くの生活インフラは国家全体の資産に当たり、国民が使用しているものである。これをいざとなったら売却したら良いと考える人達がおり…

経済同好会新聞 第265号 「罰金の視点で見る経済」

罰金の視点で見る経済 罰金の視点で見る経済 税制の理解は日本経済を救う 炭素税は炭素を減らすために存在し、炭素使用量を減らそうとする目的がある。使用者にとっては罰金を科せられたに等しく、使えば使うほど税金で持っていかれるため、使用を抑制する心…

経済同好会新聞 第264号 「国家観なき日本政府」

国家観なき日本政府 国家観なき日本政府 バカをやるのは利口者! 財政支出は政府の赤字を意味するが、その反対側では黒字になる。黒字部門とは民間側を指す。つまり、政府支出は民間にお金(貨幣)を流す行為であり、国民に滞りなく生活してもらうためでもあ…

経済同好会新聞 第263号 「給付金かけ引きに利用か」

給付金かけ引きに利用か 給付金かけ引きに利用か 政権維持ファーストの腐敗政治 昨年から特別定額給付金は一度きり、外国ではロックダウンのような制限を発出する度に補償を出しており、日本のように一度きりで終わらせるようなことはしていない。当然の安全…

経済同好会新聞 第262号 「エリートコンプレックス」

エリートコンプレックス エリートコンプレックス 政治家は賢くあらねばならない 財務省はエリート官僚で成り立っているとする固定観念から、政治家は彼らの言うことを鵜呑みにしているという。管理通貨制度である我が国において、プライマリーバランス黒字化…

経済同好会新聞 第261号 「意図的か 経済政策の失敗」

意図的か 経済政策の失敗 意図的か 経済政策の失敗 やはりおかしい数十年の停滞 日本経済の停滞は数十年に及ぶ異常さは恣意的であると、当新聞で述べてきた。竹中平蔵パソナ会長はかつて、「若者には貧乏になる自由がある」と述べており、まるで予測していた…